こんなブログでも楽しみにして下さっていて、ちょいちょい覗きに来てくださっている方もいるようで、嬉しいやら申し訳ないやら。サボっていてすみません。
私もレモンも相変わらずと、言いたい所なのだが、レモンのお散歩拒否が進行して本格的にお散歩嫌いな犬になりつつある。
この前の前の記事にも書いた通り、河川敷でやっているバーベキューの臭いが嫌なのと、時折聞こえてくる花火の音も気に入らないらしい。
それですっかりナーバスになってしまって、河川敷でバーベキューをしている人も、花火をしている人もいない時でも、レモンに「お散歩に行こう。」と声をかけると2階へ逃げていってしまうのである。
お散歩が好きだった頃、そのお散歩がご褒美になるように教えた「リード持ってきて」というコマンドも、もう聞いてくれない。
先月などは、結局10日もお散歩お休みの日があって、このブログの更新頻度よりも高いお休み頻度である。
いくら私がお散歩嫌いな飼い主でも、こんなにお散歩をお休みしていいものかと思い、今月は何とか頑張って、今のところお散歩お休みの日は5日なのだが、逃げるレモンを捕まえて無理矢理お散歩に連れ出しても、尻尾は下がって股の間に収納され、すぐに帰りたがって家の方向へもの凄い力で引っ張るのである。で、かなり短い散歩で終わってしまう日も結構あった。
そのくせ、体を動かす事が嫌でお散歩に行きたくないというわけではなく、むしろ動き回る事は好きなので、お散歩を諦めてお休みにした日や短いお散歩の日などは、家中大爆走なのである。
私相手に、「さあ、追いかけてきて!」と追いかけっこを楽しむ気満々なのである。
先日はとうとう、「レモン、お散歩に行こうよ。」と言ったら、トイレに直行し、しっことうんPをしたのである。
「ほら、もう出す物出したしお散歩に行く必要ないでしょ。」というアピールに見えた。
レモンも、どうしたらお散歩に行かずに済むか、色々考えているのだろうか。
でもなぁ、そもそもお散歩の目的は排泄ではないしなぁ。じゃあお散歩の目的とは何かと言うと、体力を発散させる事によってストレスを軽減させる事だと思う。
それが尻尾が下がって嫌々行くお散歩では、返ってストレスかと、悩んでしまう。
家の中でトイレも体力発散もできているなら、無理にお散歩へ連れ出さなくても良い気もするが、犬はお散歩へ連れて行くべきものと思っている両親に、あーだのこーだの言われるのは、私にとってストレスである。
お散歩は嫌いでも、ドッグランは大好きで、昨日もランへ行く準備を始めると嬉しそうにそわそわしだす。
そこで、「リード持ってきて。」と言うと、ちゃんとリードを持ってくる。
ランで、久々に尻尾をピンと立てたレモンを見たら、なるべくランに連れて行ってあげたいなぁと思うのだが、体力的にお休みのたびにというわけにはいかないのである。
ああ、私がもっとお金持ちなら、もういっそ、ドッグランの側へ引っ越すのに。
このところ、まともな散歩をしていなかったレモンは、ランではいつものボール投げ以外に、のびのびと一人で走り回ったりして本当に楽しそうであった。
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皆様もお元気にしておられるであろうか。
さてちょっと遡って、7月半ばくらいのの話である。
足の怪我で最後に病院へ行った日、1ヵ月後くらいにもう一回足を診させてとお医者様に言われていた。
そろそろ1ヶ月が経つ頃なので、病院へ。
足の怪我については、もうびっこを引く事もなく、前の記事の通りドッグランで怪我前と同じ様に遊ばせても何の問題も起きていないので、お医者様が気にしていた左右の関節の可動域の違いはもうまったくないか、もしもまだあったとしても、それは先天的なものであろうといことに落ち着くのではないかと予想していた。
それよりも、ここ最近気になるのは、レモンのお腹の湿疹である。
どうせ病院へ行くのなら、気になるところは診て頂かなくちゃ。
レモンは排泄の後、お尻からお腹の辺りをよく舐めるため、お腹の毛の薄い部分に、汗疹のような湿疹がよく出来るのである。
以前にもそうやってできたときに診て頂き、軟膏を処方されたので、今回も軟膏を出されることになるだろう。
そう思って、自主的には飼い主にお腹を出さないレモンに、私がお腹を見たり触ったりすることに慣れてもらおうと、病院へ行く1週間くらい前から、寝入りばなのレモンに、「レモン、お腹見して~」と言いながらひっくり返し、「お腹、お腹、お腹♪」と言いながらクルクルとお腹を撫で回す事を続けていた。
もしかしてそれがよくなかったのか、ぷつぷつと小さかったお腹の湿疹が、病院へ行く日までに、ちょっと大きめに腫れてきたのである。
大き目といっても直径1センチにも満たないが、見るからに痒そうな腫れである。
果してその湿疹を診て頂くと、少し化膿してきているとのことで、化膿止めの飲み薬と、その薬が少し強めで胃が荒れちゃう子もいるという事で胃腸薬、薬用シャンプーに予想通りの軟膏を出して頂くことになったのだが、一番良い治療法はお腹を舐めさせない事だと、何度も言われてしまった。
ずっと側にいられるわけじゃないから難しいが、幸い私が出かけている間、レモンは私の部屋か母の部屋で寝ている事が多いというので、昼間のその間にお腹を舐めてしまう確率は低いようである。
一番確率が高いのは、お散歩の後、外で出す物出してすっきり気分で帰宅してから、よくお尻やお腹を舐めているので、これを止めさせる事にする。
でも、排泄したあと身奇麗にしたいという、レモンのレディとしての気持ちもとてもよく分かるので、舐める代わりに清潔で柔らかい布などでふきふきするように、心がけてあげようと思う。
ペット用のお尻拭きのようなものも、世の中にはあるが、成分的にあんまり信用できないので、殺菌作用のあるハーブなどで代用しようかと考えている。
人間で言う所のベビーパウダーがあればいいなと思っているのだが、そんな物が世の中にあるだろうか。
ベビーパウダーそのものをわんこ用に使っても良い気もするが、舐めてしまうかもしれない事が最大のネックである。
病院へ行って2日ほど経つが、飲み薬と塗り薬がよく効いて、あっという間に化膿してしまった湿疹の腫れは引いてしまった。
写真に撮っておこうと思っていたのだが、その隙はなかった。
早く治るのはいい事なので、まぁいいや。
そんなことのあった7月だったのだが、お腹を舐めるのを目撃するたびに、止めさせていたら、舐める頻度がぐっと減り、今ではすっかり綺麗なお腹になっている。
けれども毎年、お腹の湿疹には気をつけたほうが良さそうなので、お腹に薬を塗らなきゃならなくなったときのために、今でも時々お腹をクルクルと指先で触らせて貰っているのである。
今日は文章だけで失礼します。
その代わり、(になるのかどうか?)この前カメラを忘れて上手く撮れなかったユキヒョウのラブリーな動画を追記に載せました。
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怪我をしてから2度目のドッグランへ行ったのである。
実は怪我完治のお墨付きを頂いてから、わりとすぐにドッグランへ行ったのだが、お医者様から運動量は徐々に元に戻すように言われていたので、怪我後すぐのランの時には、ボールも投げる高さや距離、遊ぶ時間も控えめにして、ラン内をぶらぶら歩いたり、ちょっぴり走ったりと、とにかく運動量に気を付けた内容であった。
それからさらに3週間ほど経ち、その間にいつものお散歩で徐々に運動量やボールキャッチの高さを元に戻して行ったレモン。
今回のランでは何の制限もなく遊べるのが嬉しい。
ところで、最近のレモンは時々お散歩を拒否する事がある。
原因はおそらく河川敷でやっている、バーベキュー。私はそれがジンギスカンなのかどうか判然としないのだが、レモンが嫌がるという事は、ジンギスカンバーベキューなのだろう。
今年は蝦夷梅雨という事で、本州の梅雨の時期と変わらないくらい、ぐずついた天気が続いているが、それでも本州よりも湿度が低いし北海道の一番いい季節なので、それを楽しもうとする人たちが、多少の天気の悪さも気にせずに、アウトドアを楽しんでいるのである。
そんな訳で、レモンがお散歩を拒否した日は、今月に入ってもう4日もあるのである。
お散歩嫌いな飼い主である私としては、レモンが行きたくないなら喜んでお散歩お休みの日にするが、自分ルールで2日続けてお散歩を休まないことにもしているので、天気予報とにらめっこして、どうせ休むなら雨の日にお散歩お休みにしたい。ところがレモンは、大概土日に行われてるバーベキューの臭いを気にしているので、土日に拒否る事が多いのである。
そこには天気を気にする私と、匂いを気にするレモンの攻防戦があるのである。
でも、お散歩を拒否しても、ドッグランへ行く準備を始めると、レモンは俄然興奮しだす。
ランへ行く時しか持ち出さない、バスタオルなどが入っている大きなカバンを見て、どこへ行くのかちゃんと理解しているのであろう。
ランに行けば匂いは関係ない。
そこへ至るまでに、バーベキューをやっているであろう河川敷を通り抜けることも我慢できるようである。
そんな訳で、ランへ行けるとはしゃぐレモンを見ていると、私も連れて行く甲斐があるというものである。
そうしてやってきたドッグラン。


いつものようにボール遊びをし、

疲れたら休憩。

休憩が終わるとまた遊び、

遊び疲れては休憩し、

時に芝生の上をゴロンゴロンする。
ほほほ、思う存分、毛皮に臭いでも何でもお付けなさい。
そんな寛大な気持ちで見守っていたのは。この後トリミングサロンへ行くからである。

楽しく遊んで、つるっとキレイになって帰宅したのであった。
柔らかいアンダーコートになったレモンを触りまくりたくて、愛犬にうざがられている飼い主に、ポチッとお願い。



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本当は怪我をしていた時に、リアルタイムで書きたかったちょっと驚くことがあった。
だいぶ書くのが遅れてしまったけれど、覚えておきたい事なので、忘れないうちに書いておこうと思う。
何に驚いたのかというと、犬飼い連絡網の凄さにである。
以前にもこの連絡網に驚嘆しているのだが、その比ではないのである。
レモンが怪我をして病院へ行った翌日のお散歩には、派手な緑の包帯がしてあったので、出合ったお散歩友達の方に、当然、「どうしたの!?」と声をかけられた。
そうして怪我をした経緯なんかを直接お話したのは、ちょうどその頃お散歩の時間がずれた事もあり、ほんの3人程度である。
この調子でこれから毎日、お散歩で会う人に同じことを聞かれて、同じことを答えることになるんだろうなぁと思っていた。
しかし、その翌日からもう、別のお散歩友達に会ったら、「レモンちゃん、足怪我したんだって?自転車に轢かれたって聞いたけど大丈夫?」と、既にことのあらかたの経緯を知っているのである。
そんな風に声を掛けてくださる方は1人や2人ではなかった。
一番よく会う、柴犬軍団の方々は勿論、小型犬好きのドーベルマンさんを初めとする、時々しかお会いしない方々にも、同様のお声を掛けて頂いたのである。
さらにもう包帯が取れてからも、お話した記憶のない方からまで、「あら、レモンちゃんよね?もう包帯取れたの?」などとお声が掛かる。
いったいこの犬飼い連絡網って、どういう経路でこういう事態になるのかと、ただただ驚くばかりである。
この連絡網の凄い所は、話がほぼ正確に広く伝わっているところである。
こういった連絡網があるのは、何も私のいる地域だけの事ではないと思う。
全国各地の多くの犬が利用する、“犬の散歩コース”にあるのではないだろうか。
だとすると、迷子になったわんこを探すのに、いつものお散歩コースでチラシを配ったりするのはかなり有効な手段なのではないかと思う。
知っている子や、時々見かけるあの子だなと分かる方は、きっと気に止めてくださると思うのである。
そう言えば以前、こんなことがあった。
いつもの犬集会所でお散歩友達の一人が、公園の入り口付近で迷子のわんこを捜すチラシを配っている人がいたという話しになった。
皆犬飼いなので、飼い主さんのご心配ご心痛を思い、気の毒に無事に見つかればいいけどね、なんて話していた。
するとそこへ別の犬飼いさんがやってきて話に加わったのだが、その人は「あれ?朝見つけた犬がそうかな?オレ、交番に届けたよ。」と言うのである。
それを聞いた他の方が、「配っていたチラシに写真も載せていたみたいだから、まだいると思うから確認しに行ってあげたら?」と言い
それでその交番に犬を届けた人は、公園入り口まで行き、結果、その犬はやはり捜されていたわんこでめでたく飼い主さんの下へ帰る事が出来たのである。
絶対にあっては欲しくないことだけど、もしもレモンが迷子になることがあったら、この犬飼い連絡網は結構頼りになるのではないかと思ったのである。

愛犬が迷子になったときの事を想定して、チラシの雛形を作っておくと、いざという時に素早い対応が出来ていいそうだけど、なかなかそこまで至らない飼い主に、ポチッとお願い。



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淘汰されるべき形質がきちんと淘汰され、犬という動物の本来あるべき姿が雑種にはあるように思うからである。人間の手の入った不自然さがない所が好きである。
そんな私だが、好きな犬種も多々ある。
逆に好きになれない形質というのもあって、実は短頭種があまり好きではない。
ブヒブヒ言っちゃってる感じが、どうも息苦しく感じるのである。
私自身、鼻炎持ちで万年お鼻グスグス言っているので、一種の同属嫌悪とでも言うか、ブヒブヒな息遣いを聞くとリアルにその息苦しさが容易に想像できてしまって、なんだか釣られて息苦しくなってきてしまう気がするのである。
そうだったはずなのに、ちょっと最近かなり好きになった短頭種の犬種がある。
シーズーである。
短頭種でも別にブヒブヒ言わないし、何と言ってもフレンドリーである。
今まで出合ったシーズーに、ガウられた例がない。
飼いやすい犬種の内の一つだとは聞き及んでいるが、レモンのお散歩友達のシーズーちゃんやドッグランで出合った子、ブログ友達の子なんかを見ても、どの子も本当にかわいらしいなと思うのである。
そんな折ですよ、ブログ友達のスムチー母さんのご母堂様が大切にされていたシーズーちゃんの雀ちゃんが、里親募集しているのである。
できれば私が手をあげたいくらいだが、今のところレモンだけで精一杯なので、せめて里親探しの一助となればと皆様にご紹介する次第である。
ほら、こんなにかわいらしいのだ


里親募集となった経緯や、里親様の条件など詳しい事はスムチー母さんのブログ、「ちびチワワン幸せ日記」にあるので、雀ちゃんを幸せにする!と決意を秘めた方は、すぐにスムチー母さんまで問い合わせてみてください。
ちなみに雀ちゃんは5歳。まだまだ一緒にわんことの暮らしが楽しめる年齢です。
レモンと同い年なのだ♪
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お医者さんの診断で、お散歩は控えめにと言い渡されたわけだが、それまでレモンのお散歩は努力目標2時間、実際は1時間~1時間40分くらい、日によってはそれよりも短い日もあったかもしれない。時々は目標を達成できたりすると言う感じである。
それでも、犬飼いでありながらお散歩嫌いの飼い主で、レモンのお散歩は一日一回、時にはお散歩お休みの日まであるという、朝晩欠かさず2回以上お散歩へ行くという犬飼いさんには信じられないようなお散歩スケジュールなので、それを補う為、その1回のお散歩はあくまでレモン主体、他の犬飼いさんと立ち話をするためのお散歩には絶対にせず、必ずお散歩へ連れ出すときには、その後の予定が特にない、時間を気にせずにできる時間帯にして、心身ともに120%レモンに向き合うことにしている。
時計を持参せず、レモンが充分歩き、充分遊び、後からレモンからお散歩が足りていない為のフラストレーションが出ないように、レモンの状態を見てお散歩を切り上げる時間を決めるようにしている。
大抵はレモンに「もう帰ろうか?」と声をかけた時、家に帰る方向へ歩き出したら、お散歩の内容に文句はないサインである。
で、そんなお散歩スタイルの私達、控えめなお散歩とは、いったいどのくらいが妥当なのか、皆目見当が付かなかった。
いつもならグランド一周コースを半周ほどすると、犬集会所への道へ逸れ、そこで他の飼い主さんにレモンがねだってボール遊びをたっぷりして、「そろそろ帰る?」と言って皆とお別れ。そんな感じである。
そのいつもの散歩量から考えて、テニスコート一周コースでは短すぎる気がした。
そこで、犬集会所に寄らないグランド一周コースを取ってみたのである。

ところが上図のA地点で、レモンはクルリと方向転換して、もう充分でございますと言わんばかりに家へ向かって帰ろうとするのである。
あのアクティブで体力魔
でもレモン自身が、お散歩はもうこれで十分という素振りなのだから、そこで引き返すことにしたのである。
その後は、以前に書いた通り自然治癒力を高めるかのようにひたすら寝ていた。
人間は、と言うか少なくとも私は、こういう時の判断を間違えて後から『歩きすぎた~、足痛~…』となりがちである。
それに比べて、人と共に暮らして野生の生活とはちょっと違う歴史を持ち、レモン自身、産まれる前から人と共にいるのに、そういった本能的なものを失わずにいるなんて、犬って凄いなぁと思うのである。

犬の目から見たら、体や心の調子がどのくらい悪いのか分からない人間って、かなり不思議なのかも。だから可哀相に思われて、慰めてくれるのかもね。レモンは慰めてくれないけどね。
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今度こそ“控えめなお散歩”解除のお墨付きがもらえるものと思って。
ここ最近はもう、びっこになることもほとんど見られなかったし、大丈夫だろうと思ったわけで。
“ほとんど”と言うのは、実はレモン、この怪我のうんと前、うんと小さい時から、短い時間ではあるがびっこを引くことがたまにあったのである。
人間でも何にもないところでこける人とかいるように、レモンはどうも、何でもないところで軽いくじき癖みたいなものがあるようなのである。
痛がってもいないし、すぐに治るので今まであまり気にしてなかったのだが、今回診てもらった時に先生が、「右足と左足とで僅かに(関節の)動く範囲が違うんですよ。徐々に運動量を元に戻していっていいですけど、ちょっと気になるんで、今日またレーザー治療して、1ヵ月後にもう1回診せてください。」と言うのである。
もしかしたらレモンのくじき癖は、足の関節の可動域が元々僅かに左右に違いがあって、それでちょいちょいくじくのかもと思ったので、先生に「元々ちょっとくじき癖みたいなのがあるんですけど…。」と告げたのである。
「ああ、じゃあ元々そこの部分が弱いって事もありえますね。」と、先生も仰られた。
何はともあれ、いつものお散歩へ戻していいというお墨付きをもらえたのは嬉しい事である。
3回目のレーザー治療は、レモンもすっかり慣れたもので、治療中に診察台の上から病院スタッフさんへ熱い視線を投げかけていた。



結局この後、レモンにガン見されていた先生も、レモンを撫でに来てくれ、レモンはこんな調子で側を通る病院スタッフさんそれぞれに熱い視線を投げかけて側へ呼びつけ、撫でてもらっていた。
と、言ってもこの女医さん2人の他にはもう一人しかいなくて、他の先生や看護師さんは皆別室にいたので、レモンの視線の餌食にはならなかったのだが。
とにかくあともう1回診させてと言われはしたが、一応完治と言っていいと思う。
約1ヶ月、長い治療生活だったがこれでやっとレモンも思いっきりお散歩を満喫できる。
小雨のぱらつく日だったが、帰りはすっきり晴々とした気持ちで病院を後にしたのであった。
先生に「歯がまっ白ね。」と褒められたレモンに、ポチッとお願い。



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どうやら風邪を引いたようである。
とにかく体が重く、早く床について寝てしまいたかった。
しかし、レモンの散歩をしなければならない。
本当はこんな日が来たときのためにと、お家でおトイレをマスターさせたのだから、無理をせずお散歩お休みにしたいところである。
だが、この前の記事にも書いた通り、レモンは“控えめな散歩”にストレスを感じ始めているので、その上さらにお散歩をお休みにするのはあまりに不憫だと、飼い主の仏心で、重くだるい体を引きずってお散歩に出たのである。
お散歩には出たが、なんと言っても体の具合が悪い。節々も痛んできて熱も上がってきているようだ。そんななので、控えめな散歩を言い渡されている事でもあるし、かなり短いお散歩にしてしまった。
お散歩から帰宅後、レモンの足を洗い終えるともう限界。とにかく布団の中へ潜り込みたい。体を横たえたい。幸い翌日は仕事も休みなので、たっぷりゆっくり寝て早く風邪を治してしまいたかった。
でも後もう一仕事、レモンのご飯をやらねばならぬ。
いつもは手作り食にカロリーアップを図り、パラパラとドッグフードを少量トッピングしているのだが、手作り食を作る気力も体力も、もはやない。
久しぶりにドッグフードのみをザラッと器に入れただけのご飯である。
いつも手作り食にしていると、このドッグフードだけを器に入れただけと言うのがいかにも手抜きに感じるから不思議である。「今日は具合が悪いから、夕ご飯はカップラーメン食べてちょうだい。」と言うお母さんの気持ちである。
ドッグフードだけだと胸焼けするのか、翌日の朝くらいに胃液を吐くことが分かってて、フードのみをあげるのは少々の罪悪感がある。
でも背に腹は代えられない。とにかく私の体調を戻さなければ、翌日もレモンは、お散歩もご飯も超手抜きコースになってしまう。それを避けるためにも、今夜ばかりは勘弁してくれと思いながら、ご飯あげた。私自身は食欲がなかったわけではないが、睡眠欲求の方が強かったのである。お腹がすいて目が覚めたら、その時食べればいいやと思い、母にもそう告げてとにかく寝るからと宣言して、自室のお布団へ直行である。
布団を整えて、さあ寝るぞと思ったところで、ご飯を食べ終えたレモンが自室の戸をカリカリとして開けてと催促する。いつも夕ご飯を食べ終えたくらいで私の部屋へ一緒に行くので、別に心配して来てくれたわけではなく、いつもの習慣として来たのだが、それでも何となく嬉しかったりする。
ところが、自室へ入れた途端、レモンの猛抗議が始まった。ガルルル、グルルルと、低く唸りながらかぶりついてくるのである。
「今日の散歩とご飯、あれは何なのよ!手抜きじゃないの!?」と言わんばかりである。
我が犬ながら、体調不良を押して頑張ったのに、これはあんまりな仕打ちではないだろうか。
以前いた会社で、私の同僚が犬を連れてきたことがあった。何故連れて来たかと言うと、どうしても数日間の出向があり、その間同じ会社内で犬を預かってくれる人を見つけたが、わんこの引継ぎがどうしても勤務時間以外で取るのが難しく、その辺の所わりと柔軟だった元の会社は、じゃあ会社に連れて来て引き継げばいいじゃんとなったからである。それまでにも何度か預けた事のある相手なので、早々にわんこを託して、飼い主は出発していった。
たまたまその日、他の同僚が体調を崩して優れない顔色で椅子に座って作業していたのだが、そのわんこはその様子にすぐに気付いて、体調不良の同僚の足元をわざわざ選んで、そこで静かに伏せて寝ていた。
まるで、『あなた大丈夫?私が側に付いていてあげるからね。』といった感じで、その健気さは長く会社内で美談として語られていた話である。
そんな元同僚のわんこと比べて、レモンの厳しいこと!
いくらこのところストレスが溜まってるからといって、飼い主の不調くらい気付いて労わってくれてもいいではないか。
どうもレモンは、飼い主の状態に反応して元気付けたり励ましたりはしないタイプのようである。

風邪はすっかり治ったけど、レモンの仕打ちに肩を落とす飼い主にポチッとお願い。



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やっと完治のお墨付きをもらえるものと思って、ウキウキと病院へ行ったのである。
ところが、「正常な左足と比べるとまだちょっとだけ(関節が)緩いんですよね。またレーザー治療して、そうだなぁ…、2週間後にもう一回診させて下さい。」と言われたのである。
え~っ!!やっとドッグランへ行けると思ったのに~!!
一応「まだドッグランへ行っちゃダメですか?」と聞いてみたら、「そうですね。もうちょっと我慢してください。」とはっきり言われてしまった。
と、いうことは、激しく走るのもジャンプもダメという意味だろう。
『ちょっと~、いつまでも治療が続くなんて、まさかボラれてるんじゃないだろね~。』と、つい一瞬思ってしまったのだが、実は先生のお見立てにも納得がいくところもある。
かなり目立たなくなってはいるが、『あ、今、ちょっとびっこだった。』と思う瞬間がいまだに時々はあるのである。
やっぱりテーピングがきちんとできなかった事がなかなか完治に至らないことに繋がっているのだろうか。
ここで我慢しきれず、自己判断で、もういいやとお散歩もボール遊びもドッグランも解禁にしてしまうと、レモンが年をとった時に手痛いしっぺ返しが来るかもしれない。
それを恐れているので、先生の診断を信じて我慢しようと思うのである。
そうは言っても、私も、そして誰よりもレモン自身が、怪我をしてから1ヶ月近くも“控えめな散歩”で、ちょっとストレスがたまってきている。
“控えめな散歩を”言い渡されてから、伸縮リードを持ち歩かず、普通の短いリードでゆっくりお散歩していたのだが、2~3日に1回くらい、広い場所で伸縮リードに付け替えて、ちょっとだけ自由に歩ける時間を作ってあげようと思っているのである。ジャンプはダメだからボール遊びはできないが、少し広い範囲を好きに動けたら、少しはストレス解消にもなるだろう。勿論今度は自転車の通らない場所限定でね。

不十分な散歩のせいで、最近やたらとよく吠えるレモンに、ポチッとお願い。



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急遽火曜日の通院は取りやめにしたのだが、でも大丈夫。翌日、つまり今日なのだが、今日もレモンを病院へ連れて行けるのであった。
そうでなければ、火曜日に這ってでも病院へ連れて行くところである。
余談だが、レモンのかかりつけの病院の待合室にはちゃんとトイレもあるのだが、私はここはまだ未体験ゾーンである。
やっぱりそこへ入るときには皆、愛犬や愛猫と一緒に入るのだろう。猫はともかく犬は様々な大きさの子がいるわけだから、一緒に入っても大丈夫なくらいのスペースが確保されているのだろうか。
興味深い場所だが、それを確かめるだけのために中に入るほどの強い好奇心も勇気も、私にはない。
いつか自然の呼び声に従って、そこへ入る機会があればいいなと思う。
話しを戻す。
以前、午前中に病院へ行ったら、「午後の方が空いてますので、急ぎや予防注射でなければ、午後の方が待ち時間が短いですよ。」と、病院スタッフの方に教えていただいたので、怪我の治療にはいつも午後からの診察時間に行っている。
教えていただいたとおり、待合室には2人ほどしかいなくて、すぐに呼ばれてレーザー治療をしてもらった。
そう言えばレモンは、小さい時は病院を全然恐がらなくて、そこはとても楽な所であったが、年々治療室に入るのを恐がるようになり、治療台の上では震えて落ち着きがない。
レモンが小さい時に、もう一箇所そういう状態になる場所があった。
お風呂場である。
私はレモンを洗う間、恐がらせないようにする為に、「恐くない恐くない、大丈夫大丈夫。ほーら、アワアワだよ~。」とか何とかずっと話しかけていて、恐くない場所だという事をアピールし続けたものである。その甲斐あって今では、お風呂場ではそんなに恐がらなくなったが、昔は恐くなかった診察室が恐いのか~。
恥ずかしいがしょうがない。
レーザーを当てている数分間、ずっとレモンに話しかけていた。
レーザーの機械を気にするレモンに、「何だろね~。音鳴ってるね~。面白いね~。暖かくなってきたでしょ?(レーザーを当てるとその場所がほんわり暖かくなって、患部の血行を良くする等の効果があるのである。これは人間用のを私も経験あるのでどんな感じか想像が付く。)ポカポカだね~。」などなど。
レモンはレーザーを当ててくれている先生の腕を舐めたりしていたが、そんな時、先生もレモンに話しかけてくれていた。
「もうやんなくてい~よ~って言ってるのかな?でもやっといた方がいいんだよ~。舐めてもやめないよ~。」などと笑顔でレモンとお話してくれる。
そんな先生のレーザーを持つ手は、患蓄に引っ掛かれたり噛まれたりした痕が無数にある。
仕事とは言え大変だなぁ、ありがたい手だなぁとしみじみ思いつつ、レモンをがっちり捕まえていたのだが、それでも診察台から逃れようと、立ったり座ったり私によじ登ろうとしたりと結構動いていた。そんな感じだったにもかかわらず、これ以上先生の腕を傷付けるような真似をしなかったのは、褒めてあげたい所である。
これで、次にその後の経過を診てもらって、問題なければそれで完治という事で、がっつりしたお散歩もボール遊びもジャンプも解禁である。
帰りに家まであと10メートルを切ったくらいのところで、今までずっと控えめな散歩で我慢していて、ちょっとストレスが堪っているっぽいレモンに、先生に酷い事もせずちゃんと治療をしたご褒美に、少しだけチャリ籠から下ろして久しぶりの車側歩行をした。
勿論まだ、激しく走るなどはもうちょっと我慢と言われているし、元々チャリ引きの時は超低速なので、早歩きくらいのスピードである。
これでストレスが解消できるわけはないが、ウチについた時のレモンの表情は、ここ数週間のお散歩の後よりも嬉しそうであった。

解禁が待ち遠しいレモンと飼い主に、ポチッと願い。



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