処方してくださるお薬の説明と共に、サポーターを取らないようにエリザベスカラーを出しますねと言われたのですが、お薬を受け取った時にカラーは出されませんでした。
私もうっかりカラーの事は忘れていたので、帰宅後に改めて買いに行きました。
ところがわざわざ買いに行ったのにも拘わらず、私が側でレモンを見ていられる時にカラーをはずしていたのですが、意外と全然サポーターをされた足を気にしなかったので、少々目を離しがちなときなどはカラーをはずしていたりして、結局レモンはほとんどエリザベスカラーをしないで過ごしていたのです。
それよりも問題はお散歩の時でした。
先生のアドバイス通り、足にビニール袋を巻きつけてお散歩へ行ったのですが、ビニールを被せた時点からすでにすぐに破れてしまいそうだと思いました。そして予想通りあっという間にビニール袋は破れてしまったのです。
で、即お散歩終了。これでは足を汚さないようにお散歩なんて出来ません。
それで以前からペットショップで見かけて気になっていたグッズを購入する事に決めました。
これ↓です。
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実際に手に取って見た感じの印象としては、かなり厚手のゴム風船といった感じです。
このPawsのHPを見ると、ニューヨークの犬たちは冬に撒かれる融雪剤で肉球がよく火傷をするのだそうで、飼い主さんがそれを何とかしようと思って開発された物なのだそうです。なんとも犬思いの良い話です。
そのHPにはその靴を履いて雪の中を駆け回る犬の動画なんかもあって、それが購入の決定打になりました。
と言うのも、これとは違うタイプのもっと見るからに靴らしい靴を履いた犬を、リアルで見たことがあるのですが、あっという間に雪に靴を取られてしまい脱げてしまっていたのです。
長丁場になりそうなレモンの爪のトラブル、こちらは雪国ですし、ちょっとやそっとでは脱げないのが好ましいです。
ただ、Sサイズを購入したのですが、店頭で見たときから気になっていたことが一つありまして、足の出入り口部分が小さすぎる気がしました。そしてその不安は思った通り、まず履かせるのが一苦労。かなり履かせ難いのです。とにかくレモンも大暴れ。サポーターをしているので尚更きついのかもとも思いましたが、足先の丸い部分はサポーターをしていてもぴったりでした。
こんなに足首キツキツでは、サポーターのテーピングでうっ血させないように気を使っているのに、靴でうっ血という事になりかねないという問題が出てきました。
そこで切込みを入れて無理矢理解決。足をケリケリしたときに脱げてしまうのを防ぐ為に、足首部分をジャストサイズにテーピングしました。これで行って全然脱げなかったので一応解決です
この靴の良い所は、柔らかいゴムなので歩いている時の感触が素足の時とさほど変わらないようで、靴を履きなれていない犬特有のおかしな歩き方にならずに、すぐに慣れてしまうことです。ただ、レモンはその辺は雑な性格と言いましょうか、普段大きな水溜りなんかも気にせずザブザブ入って行ったりしますから、もっと神経質な子だと、慣れるまでもう少し時間が掛かったりするのかもしれません。
悪い所は、上記しましたように足首部分がもう少し大きくてもいいのではという事と、アスファルトで蹴り蹴りしようものなら、割合とあっさり穴が開いてしまう事です。
そもそも使い捨ての靴という事で12枚3セット分入りですから、そう何度も使えるものではないのかもしれませんが、それなりいいお値段しますから、できれば爪が治るまで1パックを使いまわしたい。
ケチな私は、自転車のパンク修理の要領で靴に開いた穴を内側から塞いで何度も使用しております。
これで足を汚さずにお散歩対策は一応バッチリになりました。

次回は3本目の足の爪も!?というお話です。



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