我が家のレモン、飼い主には追いかけるよりは追いかけられたいタイプの様で、新聞やらスリッパやら飼い主に追いかけられそうな物をわざとチョイスしてくわえて、さぁ追いかけてらっしゃいとばかりに、尻尾振って表情で挑発してくる。この挑発に乗って追いかけたら完全に犬主導の追いかけっこ遊びになる。かと言って取り上げない訳にはいかない。さて、どうするか。
何か1つレモンのおもちゃをおもむろに手に取り、あ~このおもちゃ、た~のし~と、アピールしながらレモンに見せびらかし、レモンにそっちの方が楽しそう面白そうと思わせ、私を追わせる。この時点で遊びの主導権は私に移るし、尚且つレモンがくわえていた物を放せば大成功、放さなくてもおもちゃと交換というシチュエーションに持っていける。
とっても理想的な形だと思う。
しかし、レモンがもっと幼かった頃はこの方法が全く効かなかった。
どんなにこっちのおもちゃの方が楽しいとアピールしても、「ふ~ん。でも私はこっちの方が楽しいもん。」みたいな感じで、見向きもされなかった。結局レモンを追い掛け回して取り上げるダメ飼い主の見本の様であった。
レモンが成長するにつれ理想系に落ち着いたが、はたしていつから何故そうなったのか?
レモンへアピールするための私の演技力が増したのか、レモンが「やれやれ、飼い主につきあっちゃるか」という風に精神的に大人になったのか。それは謎である。
ただレモンの集中力が散漫になっただけだったりして。

レモンちゃん大人ねと思った方も、レモンちゃん上手いこと乗せられてますよと思った方もとりあえずポチッとお願い


とりあえず眼の前という感じ?
大きくなれば秤にかけたり、駆け引きしたり覚えますから
敵もあっぱれでございます♪

むう、自分は今のところ完全にこれです。
あまりにも当てはまりすぎて笑ってしまいました。


>大きくなれば秤にかけたり、駆け引きしたり覚えますから
と、いうことは大人になってこずるくなったということでしょうか?大人になると汚れていくのは人間ばかりではないと。イヤン、大人って…!大人って…!!みたいな!?ふりかけのCM思い出しますね


>自分は今のところ完全にこれです。
ヒゲ丸さんも演技力を鍛えるといいかもですよ。
トイレトレーニングなんかも、失敗した時ただ黙って片付けるのではなく、全身から「あなた、失敗しちゃったのね。私悲しいわ~」という悲壮感を出しながら片付けるといいという話を聞いたこともありますし。
もしかすると、犬飼いの資質は演技力があることかもしれませんね。
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