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2010年11月

2010年11月 に関する記事です。
長く続いておりますレモンの爪のトラブルの話です。
今回は4度目と5度目の通院のお話しになります。

4度目の通院はさほど特筆するような事はありません。
前日にレモンがそれまであまり気にしていなかったのに、ついに後ろ足のサポーターを取ってしまっていましたが、サポーターのし直しをそう急ぐ必要もなかろうと、そのままにしていました。それで特に問題はありませんでした。
4度目に診ていただいたのは、確か院長先生だったと記憶しています。
前回のおそらく研修医の先生から、院長先生ですから随分なグレードアップですが、爪が少し伸びた分をカットするという地味な処置です。
地味な処置ですが、ひび割れた古い爪の下から新しい爪が伸びてきていて2枚爪のようになってしまい、何かに引っ掛けてしまいそうになっている部分ができていましたので、そこをきっちりカットするという繊細さも求められる爪切りでした。
次は1週間後にという事でその日は終わりです。

ところが1週間経たないうちに、また病院へ行くことになってしまいました。
レモンはウチの郵便受けに何かが突っ込まれると、玄関で大騒ぎします。
その日の夕方いつものように夕刊が郵便受けに差し込まれると、レモンもいつものように玄関で大騒ぎ。
その時に玄関のタイルで今度は右の後ろ足の爪の先が1本折れてしまったのです。それで生爪が露わになっているのに、玄関で大騒ぎし続けていたので、流血してしまいました。
玄関はペタペタと血の肉球はんこがついた上をじたばた暴れまわった形跡が付きました。
とりあえずレモンを捕獲して、ケージに収容して、血の痕をふき取る為の雑巾などを準備している最中に、出かけていたが母が戻ってきて、たいそう驚かせてしまいました。
そりゃそうですよね。玄関開けたら血の痕がペッタペタ付いてるんですから、何事かと思いますよね。
簡単に説明して、あと1時間ちょっとで病院も閉まってしまうので、急ぎ病院へ行ってくるから掃除は簡単に済ませるからと言って出かけたのが、前の通院から5日目の事でした。

何なんでしょう。爪全体がもろくなっているのでしょうか。
レモンはとうとう、4本中3本の足にサポーターをすることになり、さすがにこれは気になるようで、隙あらばサポーターを取ろうとするのでカラーを付けることになりました。

この5度目の通院が初めに爪のトラブルを発見して病院へ行ってから約1ヵ月後の10月5日の話です。
この時点で、こりゃあ完治まで長くかかりそうだと腹をくくったのでした。

サポーターしてなきゃどこが足だかよく分からん








この分だと4本足の全部が危うい!?
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今回は、前回の通院直後のお話からします。

処方してくださるお薬の説明と共に、サポーターを取らないようにエリザベスカラーを出しますねと言われたのですが、お薬を受け取った時にカラーは出されませんでした。
私もうっかりカラーの事は忘れていたので、帰宅後に改めて買いに行きました。
ところがわざわざ買いに行ったのにも拘わらず、私が側でレモンを見ていられる時にカラーをはずしていたのですが、意外と全然サポーターをされた足を気にしなかったので、少々目を離しがちなときなどはカラーをはずしていたりして、結局レモンはほとんどエリザベスカラーをしないで過ごしていたのです。

それよりも問題はお散歩の時でした。
先生のアドバイス通り、足にビニール袋を巻きつけてお散歩へ行ったのですが、ビニールを被せた時点からすでにすぐに破れてしまいそうだと思いました。そして予想通りあっという間にビニール袋は破れてしまったのです。
で、即お散歩終了。これでは足を汚さないようにお散歩なんて出来ません。
それで以前からペットショップで見かけて気になっていたグッズを購入する事に決めました。
これ↓です。

Paws パウズドッグブーツ 12個セット SサイズPaws パウズドッグブーツ 12個セット Sサイズ
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Paws

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実際に手に取って見た感じの印象としては、かなり厚手のゴム風船といった感じです。
このPawsのHPを見ると、ニューヨークの犬たちは冬に撒かれる融雪剤で肉球がよく火傷をするのだそうで、飼い主さんがそれを何とかしようと思って開発された物なのだそうです。なんとも犬思いの良い話です。
そのHPにはその靴を履いて雪の中を駆け回る犬の動画なんかもあって、それが購入の決定打になりました。
と言うのも、これとは違うタイプのもっと見るからに靴らしい靴を履いた犬を、リアルで見たことがあるのですが、あっという間に雪に靴を取られてしまい脱げてしまっていたのです。
長丁場になりそうなレモンの爪のトラブル、こちらは雪国ですし、ちょっとやそっとでは脱げないのが好ましいです。
ただ、Sサイズを購入したのですが、店頭で見たときから気になっていたことが一つありまして、足の出入り口部分が小さすぎる気がしました。そしてその不安は思った通り、まず履かせるのが一苦労。かなり履かせ難いのです。とにかくレモンも大暴れ。サポーターをしているので尚更きついのかもとも思いましたが、足先の丸い部分はサポーターをしていてもぴったりでした。
こんなに足首キツキツでは、サポーターのテーピングでうっ血させないように気を使っているのに、靴でうっ血という事になりかねないという問題が出てきました。
そこで切込みを入れて無理矢理解決。足をケリケリしたときに脱げてしまうのを防ぐ為に、足首部分をジャストサイズにテーピングしました。これで行って全然脱げなかったので一応解決です

この靴の良い所は、柔らかいゴムなので歩いている時の感触が素足の時とさほど変わらないようで、靴を履きなれていない犬特有のおかしな歩き方にならずに、すぐに慣れてしまうことです。ただ、レモンはその辺は雑な性格と言いましょうか、普段大きな水溜りなんかも気にせずザブザブ入って行ったりしますから、もっと神経質な子だと、慣れるまでもう少し時間が掛かったりするのかもしれません。
悪い所は、上記しましたように足首部分がもう少し大きくてもいいのではという事と、アスファルトで蹴り蹴りしようものなら、割合とあっさり穴が開いてしまう事です。
そもそも使い捨ての靴という事で12枚3セット分入りですから、そう何度も使えるものではないのかもしれませんが、それなりいいお値段しますから、できれば爪が治るまで1パックを使いまわしたい。
ケチな私は、自転車のパンク修理の要領で靴に開いた穴を内側から塞いで何度も使用しております。
これで足を汚さずにお散歩対策は一応バッチリになりました。

片側前後2本足だけの赤い靴は非常に悪目立ちします







次回は3本目の足の爪も!?というお話です。
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前回予告したとおり今回は、レモンの爪のトラブルが発生してから3度目の通院時の話です。

レモンの掛かり付けの病院は、概ね評判の良い病院ですが、この病院を嫌がる人の意見としてよく聞くのが、先生が複数いて誰か一人を主治医に決められないのが嫌だということです。
でも私はそこは気になりません。
カルテに細かく記載してくださっているようで、脱腸の時も自転車に轢かれた時もそして今回も、暫らく通院が必要な時に診ていただく先生が次々変わっても、その都度経緯を最初から細かく説明しなくても、前回までの様子をある程度把握していただいていると感じています。それにこの爪のトラブルで通院することで、先生方の特徴が少しわかってきたような気もします。
病院には基本的に4人の先生がいらっしゃって、たまに毎回違う見慣れぬ顔の先生がいることもあります。この見慣れぬ先生は、だいたい1回こっきりでお見かけしなくなるので、研修医なのかなぁと勝手に想像しています。

さて、そんな訳で1回目の時と2回目と、いつものように違う先生でした。そして3回目の今回はどの先生になるかなぁと思っていましたら、見慣れぬ先生でした。でもこの方も、お話しやすく感じの良い先生でした。
私の、消毒と軟膏を付けるのにかなり苦戦しているという話しを聞いて、前のお二人の先生と同様、とにかく爪の中に黴菌が入ることが一番厄介なので、包帯というか靴下状のサポーターをして黴菌感染を防ぎましょうという事になりました。お散歩の時にはこのサポーターの上からビニール袋などを被せて、絶対に足が濡れたり汚れたりしないようにと、前のお二人の先生の処置に比べて随分と慎重な対応でした。

お散歩中、いろんな人に聞かれること請け合い

おまけに化膿止めと治療(と言っても、爪を切って薬を付けてサポーターをするだけなのですが)の最中痛がる素振りもあったので、念のため3日分の痛み止めと、レモンはお腹が弱いから薬でお腹が荒れないよう胃腸薬が処方されました。前の治療が爪切りだけだった事に比べると、ちょっと大事な感じです。
ですが、これも私が消毒や軟膏を塗ることができなかった事もあったことを考えると、納得のいく処置です。

で、サポーターをするにあたっての注意点として、筒状の伸縮性のある布をテーピングで靴下状にしているのですが、そのテーピングの締め付けが強すぎると、足先の血流が悪くなり患部からツユが出ることもあるそうで、そうなるとテーピングのしなおしが必要になるそうなのです。だからサポーターの汚れ具合に注意を払ってくださいとのことでした。更に、サポーターの状態をみるために3~4日後にもう一度来院するのが望ましいんですけどと、かなり念入りな対応でした。もしかしたら、研修医だったから余計に慎重な処置になったのかもしれません。
でも正直、いくらなんでも3~4日おきに通院じゃ、爪だって早々伸びないだろうし、懐具合がきびしいなぁと思いましたが必要ならばしかたがありません。
次回は4日後に行くことにして帰宅しました。









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この前の続きです。

私が見つけたのは、今度は左前足の爪の付け根のある1箇所、付け根の毛がかさぶたで固まっていたのを発見したのです。その毛を除けて見ますと、爪にぽつっと小さな丸い穴が開いていました。

左前足
※ 本当はレモンの足は、モサモサの毛が覆いかぶさって爪は全然見えないし黒い爪もありますが、わかりやすくするためかなりデフォルメされています。

そこから汁(ツユ)が出てかさぶたが形成されていたようです。
発見した時から、そこにも勿論消毒をしましたとも。
それでレモンの抵抗もより一層ひどくなって、もう、ホント、えらい騒ぎでした。

ようやく11日、病院で診てもらったところ、これはもう足を齧っているうちに、牙が当たったと言うか刺さったと言うかでできた傷じゃないかという事でした。
思い切って私が抱いていた懸念、「カルシウム不足で爪がもろくなっているとかではないですか?」と聞いてみたところ、「爪の状態が栄養不足から来るような傷の付き方じゃないように見えるんですよ。」というお返事でした。
多分、後ろ足を齧れなくなったストレスからターゲットが前足に変わっちゃったかなぁというのが先生の予想です。
これを聞いて心底ほっとしましたが、勿論カルシウムのサプリメントは、爪の異常を見つけたときから復活しています。

今回も、付け根にできた穴が爪が伸びて先端に来て普通に爪切りでカットするのを待つという事でいいのじゃないかということで、この日は塗り薬も消毒液もまだあるし治療と言っても爪を切るだけで済み、料金もとってもお安く済みました。
今後も順調にいけば治療はただ爪を切るだけなので、次回は2週間後でいいでしょうという事になりました。
なにせ爪の付け根の患部が先端に来るのを待ちながら、コマメに爪を切るという治療ですから、完治までちょっと掛かりそうではあるけど、大事にはならなそうなので、ほっとしました。

それから次の2週間後の通院の日が、これまた大変。
ますます消毒を嫌がって、レモンとの格闘の日々です。
これまでのレモンとの長い付き合いで、マジ噛みの攻撃をかわすのにはだいぶん慣れてはいますが、レモンも必死なので、軽い噛み傷が腕や手にちょこちょこできてしまいました。今や私は、少々の噛み傷くらいはなんとも思いませんが、1時間から時には1時間半以上掛かってしまう、抵抗して逃げ回るレモンを捕まえ、押さえつけながらの消毒タイムにはかなり辟易してしまいました。とうとう消毒できずじまいで、寝ている隙に軟膏だけさっと塗るなんていう日もありました。
でも、どんなに嫌がられてもやらねばならないことってのは、あるものなんですよね。
こんなに毎日毎日嫌がる事してるのに、よく私嫌われないなぁと、寝るときには私の側で寝るレモンを眺めつつ思います。

次回は3度目の通院時のお話です。






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