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2009年06月

2009年06月 に関する記事です。
ちょっと前に遡って、レモンが怪我をして病院で診てもらった次の日の話である。

お医者さんの診断で、お散歩は控えめにと言い渡されたわけだが、それまでレモンのお散歩は努力目標2時間、実際は1時間~1時間40分くらい、日によってはそれよりも短い日もあったかもしれない。時々は目標を達成できたりすると言う感じである。
それでも、犬飼いでありながらお散歩嫌いの飼い主で、レモンのお散歩は一日一回、時にはお散歩お休みの日まであるという、朝晩欠かさず2回以上お散歩へ行くという犬飼いさんには信じられないようなお散歩スケジュールなので、それを補う為、その1回のお散歩はあくまでレモン主体、他の犬飼いさんと立ち話をするためのお散歩には絶対にせず、必ずお散歩へ連れ出すときには、その後の予定が特にない、時間を気にせずにできる時間帯にして、心身ともに120%レモンに向き合うことにしている。
時計を持参せず、レモンが充分歩き、充分遊び、後からレモンからお散歩が足りていない為のフラストレーションが出ないように、レモンの状態を見てお散歩を切り上げる時間を決めるようにしている。
大抵はレモンに「もう帰ろうか?」と声をかけた時、家に帰る方向へ歩き出したら、お散歩の内容に文句はないサインである。

で、そんなお散歩スタイルの私達、控えめなお散歩とは、いったいどのくらいが妥当なのか、皆目見当が付かなかった。
いつもならグランド一周コースを半周ほどすると、犬集会所への道へ逸れ、そこで他の飼い主さんにレモンがねだってボール遊びをたっぷりして、「そろそろ帰る?」と言って皆とお別れ。そんな感じである。
そのいつもの散歩量から考えて、テニスコート一周コースでは短すぎる気がした。
そこで、犬集会所に寄らないグランド一周コースを取ってみたのである。

グランド一周コースなら文句はないよね。

ところが上図のA地点で、レモンはクルリと方向転換して、もう充分でございますと言わんばかりに家へ向かって帰ろうとするのである。
あのアクティブで体力魔犬だとばっかり思っていたレモンが、自らこの程度の距離でお散歩を切り上げるとは驚きであった。
でもレモン自身が、お散歩はもうこれで十分という素振りなのだから、そこで引き返すことにしたのである。
その後は、以前に書いた通り自然治癒力を高めるかのようにひたすら寝ていた。

人間は、と言うか少なくとも私は、こういう時の判断を間違えて後から『歩きすぎた~、足痛~…』となりがちである。
それに比べて、人と共に暮らして野生の生活とはちょっと違う歴史を持ち、レモン自身、産まれる前から人と共にいるのに、そういった本能的なものを失わずにいるなんて、犬って凄いなぁと思うのである。

内なる声を聞き逃さなければいいだけのことよ








犬の目から見たら、体や心の調子がどのくらい悪いのか分からない人間って、かなり不思議なのかも。だから可哀相に思われて、慰めてくれるのかもね。レモンは慰めてくれないけどね。
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水曜日、獣医さんの所へ行ってきましたYO。
今度こそ“控えめなお散歩”解除のお墨付きがもらえるものと思って。
ここ最近はもう、びっこになることもほとんど見られなかったし、大丈夫だろうと思ったわけで。

“ほとんど”と言うのは、実はレモン、この怪我のうんと前、うんと小さい時から、短い時間ではあるがびっこを引くことがたまにあったのである。
人間でも何にもないところでこける人とかいるように、レモンはどうも、何でもないところで軽いくじき癖みたいなものがあるようなのである。
痛がってもいないし、すぐに治るので今まであまり気にしてなかったのだが、今回診てもらった時に先生が、「右足と左足とで僅かに(関節の)動く範囲が違うんですよ。徐々に運動量を元に戻していっていいですけど、ちょっと気になるんで、今日またレーザー治療して、1ヵ月後にもう1回診せてください。」と言うのである。
もしかしたらレモンのくじき癖は、足の関節の可動域が元々僅かに左右に違いがあって、それでちょいちょいくじくのかもと思ったので、先生に「元々ちょっとくじき癖みたいなのがあるんですけど…。」と告げたのである。
「ああ、じゃあ元々そこの部分が弱いって事もありえますね。」と、先生も仰られた。
何はともあれ、いつものお散歩へ戻していいというお墨付きをもらえたのは嬉しい事である。

3回目のレーザー治療は、レモンもすっかり慣れたもので、治療中に診察台の上から病院スタッフさんへ熱い視線を投げかけていた。

超ガン見

そんな事言うとレモン、本気にします

レーザーの先生の事も大好き

結局この後、レモンにガン見されていた先生も、レモンを撫でに来てくれ、レモンはこんな調子で側を通る病院スタッフさんそれぞれに熱い視線を投げかけて側へ呼びつけ、撫でてもらっていた。
と、言ってもこの女医さん2人の他にはもう一人しかいなくて、他の先生や看護師さんは皆別室にいたので、レモンの視線の餌食にはならなかったのだが。
とにかくあともう1回診させてと言われはしたが、一応完治と言っていいと思う。
約1ヶ月、長い治療生活だったがこれでやっとレモンも思いっきりお散歩を満喫できる。
小雨のぱらつく日だったが、帰りはすっきり晴々とした気持ちで病院を後にしたのであった。






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先週の水曜日、チャリ通勤している私は仕事帰りに、なんだか体がフワフワするなと思いながらチャリを漕いでいた。帰宅した時には体がだるくてだるくてしかたがない。
どうやら風邪を引いたようである。
とにかく体が重く、早く床について寝てしまいたかった。
しかし、レモンの散歩をしなければならない。
本当はこんな日が来たときのためにと、お家でおトイレをマスターさせたのだから、無理をせずお散歩お休みにしたいところである。
だが、この前の記事にも書いた通り、レモンは“控えめな散歩”にストレスを感じ始めているので、その上さらにお散歩をお休みにするのはあまりに不憫だと、飼い主の仏心で、重くだるい体を引きずってお散歩に出たのである。

お散歩には出たが、なんと言っても体の具合が悪い。節々も痛んできて熱も上がってきているようだ。そんななので、控えめな散歩を言い渡されている事でもあるし、かなり短いお散歩にしてしまった。
お散歩から帰宅後、レモンの足を洗い終えるともう限界。とにかく布団の中へ潜り込みたい。体を横たえたい。幸い翌日は仕事も休みなので、たっぷりゆっくり寝て早く風邪を治してしまいたかった。
でも後もう一仕事、レモンのご飯をやらねばならぬ。
いつもは手作り食にカロリーアップを図り、パラパラとドッグフードを少量トッピングしているのだが、手作り食を作る気力も体力も、もはやない。
久しぶりにドッグフードのみをザラッと器に入れただけのご飯である。
いつも手作り食にしていると、このドッグフードだけを器に入れただけと言うのがいかにも手抜きに感じるから不思議である。「今日は具合が悪いから、夕ご飯はカップラーメン食べてちょうだい。」と言うお母さんの気持ちである。
ドッグフードだけだと胸焼けするのか、翌日の朝くらいに胃液を吐くことが分かってて、フードのみをあげるのは少々の罪悪感がある。
でも背に腹は代えられない。とにかく私の体調を戻さなければ、翌日もレモンは、お散歩もご飯も超手抜きコースになってしまう。それを避けるためにも、今夜ばかりは勘弁してくれと思いながら、ご飯あげた。私自身は食欲がなかったわけではないが、睡眠欲求の方が強かったのである。お腹がすいて目が覚めたら、その時食べればいいやと思い、母にもそう告げてとにかく寝るからと宣言して、自室のお布団へ直行である。

布団を整えて、さあ寝るぞと思ったところで、ご飯を食べ終えたレモンが自室の戸をカリカリとして開けてと催促する。いつも夕ご飯を食べ終えたくらいで私の部屋へ一緒に行くので、別に心配して来てくれたわけではなく、いつもの習慣として来たのだが、それでも何となく嬉しかったりする。

ところが、自室へ入れた途端、レモンの猛抗議が始まった。ガルルル、グルルルと、低く唸りながらかぶりついてくるのである。
「今日の散歩とご飯、あれは何なのよ!手抜きじゃないの!?」と言わんばかりである。
我が犬ながら、体調不良を押して頑張ったのに、これはあんまりな仕打ちではないだろうか。

以前いた会社で、私の同僚が犬を連れてきたことがあった。何故連れて来たかと言うと、どうしても数日間の出向があり、その間同じ会社内で犬を預かってくれる人を見つけたが、わんこの引継ぎがどうしても勤務時間以外で取るのが難しく、その辺の所わりと柔軟だった元の会社は、じゃあ会社に連れて来て引き継げばいいじゃんとなったからである。それまでにも何度か預けた事のある相手なので、早々にわんこを託して、飼い主は出発していった。
たまたまその日、他の同僚が体調を崩して優れない顔色で椅子に座って作業していたのだが、そのわんこはその様子にすぐに気付いて、体調不良の同僚の足元をわざわざ選んで、そこで静かに伏せて寝ていた。
まるで、『あなた大丈夫?私が側に付いていてあげるからね。』といった感じで、その健気さは長く会社内で美談として語られていた話である。

そんな元同僚のわんこと比べて、レモンの厳しいこと!
いくらこのところストレスが溜まってるからといって、飼い主の不調くらい気付いて労わってくれてもいいではないか。
どうもレモンは、飼い主の状態に反応して元気付けたり励ましたりはしないタイプのようである。

レモン、容赦なし







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先週、次の経過観察をさせてもらったくらいで治療終了かなぁと言われていたレモン。
やっと完治のお墨付きをもらえるものと思って、ウキウキと病院へ行ったのである。
ところが、「正常な左足と比べるとまだちょっとだけ(関節が)緩いんですよね。またレーザー治療して、そうだなぁ…、2週間後にもう一回診させて下さい。」と言われたのである。

え~っ!!やっとドッグランへ行けると思ったのに~!!
一応「まだドッグランへ行っちゃダメですか?」と聞いてみたら、「そうですね。もうちょっと我慢してください。」とはっきり言われてしまった。
と、いうことは、激しく走るのもジャンプもダメという意味だろう。
『ちょっと~、いつまでも治療が続くなんて、まさかボラれてるんじゃないだろね~。』と、つい一瞬思ってしまったのだが、実は先生のお見立てにも納得がいくところもある。
かなり目立たなくなってはいるが、『あ、今、ちょっとびっこだった。』と思う瞬間がいまだに時々はあるのである。
やっぱりテーピングがきちんとできなかった事がなかなか完治に至らないことに繋がっているのだろうか。
ここで我慢しきれず、自己判断で、もういいやとお散歩もボール遊びもドッグランも解禁にしてしまうと、レモンが年をとった時に手痛いしっぺ返しが来るかもしれない。
それを恐れているので、先生の診断を信じて我慢しようと思うのである。

そうは言っても、私も、そして誰よりもレモン自身が、怪我をしてから1ヶ月近くも“控えめな散歩”で、ちょっとストレスがたまってきている。
“控えめな散歩を”言い渡されてから、伸縮リードを持ち歩かず、普通の短いリードでゆっくりお散歩していたのだが、2~3日に1回くらい、広い場所で伸縮リードに付け替えて、ちょっとだけ自由に歩ける時間を作ってあげようと思っているのである。ジャンプはダメだからボール遊びはできないが、少し広い範囲を好きに動けたら、少しはストレス解消にもなるだろう。勿論今度は自転車の通らない場所限定でね。

抗議は受け付けません







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