実はこの日、ちょっぴり寝坊して、レモンのご飯の時間が予定より遅れてしまったのである。
食後30分以内の運動は、胃捻転の危険があると、よく大型犬の話で聞くが、小型だから絶対大丈夫という事はないだろうと思うので、お散歩出発まで最低30分は空けておきたい。
本当は予定では1時間空けられるはずだったのだが、寝坊して、ギリギリ30分しか空けられなかったのである。
それ以上空けて出発すると、病院の受付が午後からの診察時間になってしまうか、注射前の運動の時間を短縮しなければならなくなる。
久々のチャリ引きでのお散歩となったのだが、充分な食休みが取れなかったので、いつもよりゆっくりめに行ったつもりである。
それでもいつもの犬集会所でレモンがポタリポタリと涎を垂れ流すのを見て、やっぱり運動時間の方を短縮した方が良かったかなぁと、後悔したのである。
まさか胃捻転の徴候じゃないよねと、心配したのだが、それ以上のおかしな症状もなく、予定通りの時間にレモンをチャリのかごに乗せて、病院へと向かった。
病院に到着し、レモンを地面に下ろすと、リードをグイグイ引いて自ら病院へ入って行こうとする。
本当にこういう部分は手がかからない。
しかし、待合室に入ると尻尾を股の間に隠して椅子の下に潜り込む。
ルンルンで自ら病院へ入るのに、何故そうなるのか全く意味が分からない。
とりあえず病院へ付く頃にはレモンの涎は止まっていたのだが、受け付けに「ワクチンで来たんだけど、来る前に謎の涎垂れ流しがありました。」と説明して、呼ばれるまで待つことに。
呼ばれて診察室に入るとき、レモンは足を突っ張って嫌だ嫌だと拒否するので、抱えて入る。

そのまま診察台に置くと、体重が測定される。
ガリ子ちゃんだとずっと悩んでいたが、ここではっきりとした体重が分かる事となる。
6.55kg。カルテによると、最後に獣医さんで量ったときの体重が7.1㎏だったそうで、やはりこれはちょっと心配だと言われる。
これから寒くなって代謝が悪くなるので、ご飯の量を増やせば、体重は増えていくはずだがちょっと気にしてお家でも量ってみてくださいとのこと。
今まで、人間用の体重計だと細かい数字が出ないので、あんまり信用してなくて、触った感触を頼りにしていたのだが、7kgを切っていたのには、私も少しショックであった。
実は私も、触った感じでもなかなかお肉の付かないことに、焦りを感じていて、数日前から、手っ取り早くカロリーアップを図って、100%のドッグフードで胸焼けするならと、フードと手作り食を50%ずつのご飯にしている。
もっと正確に言うなら、いつもの手作り食に、1食分の半分の量のフードをトッピングという荒業に出ているのである。
これで体重が増えなきゃおかしいわけで、体重が元に戻ったところで、また手作り分を増やそう作戦なのである。この作戦を始めたのが、病院へ行く3日前くらいからなので、まだ効を奏していないのだろう。
これからはちゃんと体重計でもチェックしようと思う。
病院へ来る前の、涎の一件を先生にお話したが、触診でも聴診器でも異常は見られず、涎も治まっているので問題なかろうという事で、注射をすることになった。
結論から言うと、今回も帰宅後も副作用もなく、何事もなく無事、ワクチン接種終了となったのである。
ところで、レモンの病院は聴診器を当てる前、どの先生も、「もしもしするよ~、聞かせてね~。」とレモンに言う。
で、実際に聴診器を当てる時も、「もしも~し」と言いながら当てるのだが、これってなんか可愛いなと思うのである。
どの病院でも聴診器を当てる時は、「もしもししま~す。」とかって言うのだろうか?
皆様の病院はどう?
私の脂肪をレモンに分けたい。そんな飼い主に、ポチッとお願い。



ベリエ様:ブヒ系とは短頭種のことでございます。 他拍手を送ってくださった皆様、ありがとうございます♪
そちらも励みになってます♪コメントも嬉しゅうございます♪