勿論弟などではない。
カナダからの留学生なのである。
我が家はホストファミリーをしているのである。
こういう事は、社交的な母が積極的にしている。
とは言え、同じ家に住んでいる以上、私も関係ない顔はしていられないが、もうね、なんてーの?
18歳っつったら、私がヤンキーの道にでも進んでいて若くして子供でも産んでいたら、今頃このくらいの年の子供がいてもおかしかない訳で。
まさに親子ほどもある年齢差。
母と違い全然社交的ではない私としては、なにを話したらよいかさっぱり分からないのである。
でもそんな時にはペットの存在というのは大いに役立つわけで、彼にわんこを飼ったことがある?と聞くと、お家にはコッカー(何コッカーなのかまでは聞き出せなかった)とプードルのミックスがいるんだって。
ふーん、それならワンコシックにならないのかしら?とも思ったが、このぐらいの年の頃は、私も先代犬を残して、東京へ出たもの。
わんこの事も愛してるけど、色々チャレンジしてみる方へ行動してみるお年頃だものね。
そんな会話の後、いつものようにお散歩へ出かけるに当たり、レモンに「リード持ってきて」と指示。
我が家ではもう、当たり前の光景になっているが、カナダから来た留学生は、ちゃんとリードを持って駆けてくるレモンを見て、「ワオ!マジ!?」と驚いたのである。
あら、そうよ~、レモンはちゃんと自分のリードを持ってくるのよ~と、内心私は鼻高々である。
ところでレモンは、以前弟が帰省した時には、嬉しそうに朝のキスをしに、部屋へ襲撃しに行っていたが、今回の彼はその同じ部屋で寝泊りしていても、襲撃しに行かない。
普通に彼と顔を合わせれば、他のお客様にするのと同じ様に、大歓迎するのに、わざわざ部屋にまでは行かないという事は、やっぱりレモンには彼はまだ若すぎるのだろう。
彼がもっとおっさんだったら良かったのにね、レモン。

男は三十路も半ばを過ぎてからよねと思っているレモンに、ポチッとお願い。



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随分前の話になるが、レモンがお家でちっこしてくれるようになって、久しい。と言ってもまだ半年と経っていないのだが、お家でちっこしてくれないことを悩んでいたのが嘘のようである。
解決してしまうと、悩んでいたことなんて、あっさり忘れてしまうものですね。
って訳で、今でも朝の儀式は健在で、お家でしっかりちっこできるレモンである。
あとはうんちっちなのだが…。
あれからもずっとお家でうんちも、の望みはあったのだが、強力な訓練もせず、外でする時に思い出したように時々「ぴっぴぴ」のうんちの時の掛け声をしているだけで日々を過ごしていた。
ところが、ワクチンをした日の夜、レモンがいきなり、長いこと、いや、一度も使われた事のない、一応念のために置いてあるだけの私の自室のレモンのトイレで、クルクル回り出したのである。
それは紛れもなく、いつもお外でうんちする直前に、場所を定める為にやる行動である。
え~!!いきなりなんですか!?レモンさん!
いつも出来るようになる時は、ある日突然できるようになるレモンだが、こればっかりはダメだと思っていたよ!
偉いぞ、レモン!!頑張れ、レモン!!それ、ぴっぴぴ!!ぴっぴぴ!!
ところがである、ころりと小さなうんこちゃんをお出しになったかと思ったら、それを食べてしまったのである。
わ~!レモン、ダメ~!!
と、咄嗟に叫んでしまったが、いかんいかん。この“ダメ”を、「そんなところでうんちしちゃダメ」という意味と勘違いして、二度とお家でしなくなるわんこは意外と多いと聞く。
せっかくお家でする気になったのだから、そんな勘違いをさせてなるものか。
でももう、口に出して言っちゃったし、時既に遅しか?
ところが翌日の深夜にも、私のパソコンタイム中にやはりウンチングポーズを始めた。
ここでぬかりなく、うんちをするのは良い事だけど、それを食べるのは良くないと、今度こそきちんと分かって貰わねば。
レモンは、お家でうんちは本当は良くないと思っているのか、お尻からぴょこっと顔を出したかわいこちゃん(健康的という意味で)が、完全に出て着地するのを待たずに、直接尻に口を持っていって証拠隠滅を図ろうとするのである。
それを邪魔しながら、恥ずかしがり屋のかわいこちゃんが、思い切ってダイブして着地するのを促がし、すかさずそれを回収するのに成功したのである。
やった!レモン偉いねぇ~!ぴっぴぴもお家で出来たね~!!
などと大褒めしながら、おやつまであげて、排泄するのはいいけど食べちゃダメを、なんとか教え込もうとする私。
しかし、その翌日も、その翌々日も、私が寝てしまってから、ウンチングタイムがあり、寝ていた私はレモンがくるくる回る物音で、やっと半覚醒状態なのである。
はっ!、レモンのうんちを回収せねばと目が覚めたときには、もう、食べちゃった後だったりするのである。

で、その後、何事もなかったように私のお布団に潜り込んでくるレモン。
なんか口がうんち臭い…orzと、非常に複雑な思いでお布団に迎え入れることとなる。
ワクチンの日以来、今のところほぼ毎晩ウンチングタイムが訪れるようになったのだが、まだまだ課題の多い、レモンのお家でのおトイレ事情である。
頼むからその口で私を舐めるなよと、毎晩思う飼い主に、ポチッとお願い。



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実はこの日、ちょっぴり寝坊して、レモンのご飯の時間が予定より遅れてしまったのである。
食後30分以内の運動は、胃捻転の危険があると、よく大型犬の話で聞くが、小型だから絶対大丈夫という事はないだろうと思うので、お散歩出発まで最低30分は空けておきたい。
本当は予定では1時間空けられるはずだったのだが、寝坊して、ギリギリ30分しか空けられなかったのである。
それ以上空けて出発すると、病院の受付が午後からの診察時間になってしまうか、注射前の運動の時間を短縮しなければならなくなる。
久々のチャリ引きでのお散歩となったのだが、充分な食休みが取れなかったので、いつもよりゆっくりめに行ったつもりである。
それでもいつもの犬集会所でレモンがポタリポタリと涎を垂れ流すのを見て、やっぱり運動時間の方を短縮した方が良かったかなぁと、後悔したのである。
まさか胃捻転の徴候じゃないよねと、心配したのだが、それ以上のおかしな症状もなく、予定通りの時間にレモンをチャリのかごに乗せて、病院へと向かった。
病院に到着し、レモンを地面に下ろすと、リードをグイグイ引いて自ら病院へ入って行こうとする。
本当にこういう部分は手がかからない。
しかし、待合室に入ると尻尾を股の間に隠して椅子の下に潜り込む。
ルンルンで自ら病院へ入るのに、何故そうなるのか全く意味が分からない。
とりあえず病院へ付く頃にはレモンの涎は止まっていたのだが、受け付けに「ワクチンで来たんだけど、来る前に謎の涎垂れ流しがありました。」と説明して、呼ばれるまで待つことに。
呼ばれて診察室に入るとき、レモンは足を突っ張って嫌だ嫌だと拒否するので、抱えて入る。

そのまま診察台に置くと、体重が測定される。
ガリ子ちゃんだとずっと悩んでいたが、ここではっきりとした体重が分かる事となる。
6.55kg。カルテによると、最後に獣医さんで量ったときの体重が7.1㎏だったそうで、やはりこれはちょっと心配だと言われる。
これから寒くなって代謝が悪くなるので、ご飯の量を増やせば、体重は増えていくはずだがちょっと気にしてお家でも量ってみてくださいとのこと。
今まで、人間用の体重計だと細かい数字が出ないので、あんまり信用してなくて、触った感触を頼りにしていたのだが、7kgを切っていたのには、私も少しショックであった。
実は私も、触った感じでもなかなかお肉の付かないことに、焦りを感じていて、数日前から、手っ取り早くカロリーアップを図って、100%のドッグフードで胸焼けするならと、フードと手作り食を50%ずつのご飯にしている。
もっと正確に言うなら、いつもの手作り食に、1食分の半分の量のフードをトッピングという荒業に出ているのである。
これで体重が増えなきゃおかしいわけで、体重が元に戻ったところで、また手作り分を増やそう作戦なのである。この作戦を始めたのが、病院へ行く3日前くらいからなので、まだ効を奏していないのだろう。
これからはちゃんと体重計でもチェックしようと思う。
病院へ来る前の、涎の一件を先生にお話したが、触診でも聴診器でも異常は見られず、涎も治まっているので問題なかろうという事で、注射をすることになった。
結論から言うと、今回も帰宅後も副作用もなく、何事もなく無事、ワクチン接種終了となったのである。
ところで、レモンの病院は聴診器を当てる前、どの先生も、「もしもしするよ~、聞かせてね~。」とレモンに言う。
で、実際に聴診器を当てる時も、「もしも~し」と言いながら当てるのだが、これってなんか可愛いなと思うのである。
どの病院でも聴診器を当てる時は、「もしもししま~す。」とかって言うのだろうか?
皆様の病院はどう?
私の脂肪をレモンに分けたい。そんな飼い主に、ポチッとお願い。



ベリエ様:ブヒ系とは短頭種のことでございます。 他拍手を送ってくださった皆様、ありがとうございます♪
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確か、フィラリア予防の薬を飲んでから、2週間は空けなくてはいけないはず。
注射の後はお風呂は1週間入れてはいけないから、この2週間の間にトリミングに行こうと、トリミングに行くまでは、心の中で何度も『トリミングは注射の前、トリミングは注射の前…』と、呪文を唱えていた私。
そのトリミングは、初雪が降ってからとも思っていたので、うっかり間違えて注射とトリミングの順番を間違えると、トリミングに行ける日が大幅に遅れ、結果、もしかしたら根雪なんか降ってしまったら、もうチャリでは行けなくなってしまうので、徒歩かタクシーという、体力かお財布に厳しいことになってしまうのである。
幸い順序を間違えることなく、良き日にトリミングを済ませたので、後はワクチンである。
これも、去年までなんともなかったからといって、今年もワクチンの副作用がないとは限らないものなので、午前中に注射をして、その跡に副作用の諸症状が出ても、行きつけの獣医さんの所へ行けるようにしておきたい。
何もなくても、注射をしたその日は安静にと言われるので、注射の前に充分運動をさせて、今日の分のお散歩はこれで終了であることを、レモンに納得してもらいたい。
その条件を満たせる日を選びに選んで、病院へ行ってきたのが、月曜日のことである。
いつものお散歩友達には、当然会えない時間帯でのお散歩となったが、レモンは張り切ってもりもりとうんPもしてくれ、問題なさそうである。
ただ、何故か、いつもはお散歩中によだれを垂らすような事などないのに、この日に限ってたらたら垂らす。
まさかの体調不良!?ワクチン接種を見合わせた方がいいの!?
ま、どの道病院に入っておきましょ。と、思いながら、よだれ垂れ流し意外、レモン自身は具合悪そうではなかったし、遊んでいる最中も動きが鈍っている風でもなかったので、様子を見ながら体力発散を続行。
しばらくすると、サッカーボールで上手に遊ぶブヒ系のわんこと少年がやってきた。

あのくらいの大きさのボールになると、レモンは恐いんだよね。
3歳の誕生日の時に買ったボールが、今でも苦手なレモンだが、少年が蹴ったボールを上手に鼻先で転がしてドリブルするブヒ系わんこを観察していたレモンは、この日の帰宅後にちょっとだけ苦手なボールを鼻先で転がしてみていた。
やっぱり、どうやって遊ぶのか近くで見せてくれる子がいると、苦手なボールにも興味が沸いたりするものなのね。
さてそんな訳で、ワクチン注射まで、今年はぬかりなく、トリミングも済ませ、注射前のお散歩も体力発散も充分にして、もう準備万端である。
いよいよ病院に向けて、出発しようではないか!
長くなるので続きはまた次回!ポチッとお願い。



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お気に入りのボールをカラスに取られてしまったので、もう遊び道具がない。
いや、本当はカバンの中には、常に2、3個のボールが入っているのだが、次々出して、次々カラスに取られる事態は避けたかった。
なのでしばらくはカラスを追って遊んでいたまえと、カラスと遊ぶ(?)レモンを撮影する、専属カメラマンになっていた。
しばらくすると、他のわんこがやってきた。
見た目がケアンによく似てる。でもどこか違う。
ノーフォークテリアだろうか?ノーリッチテリアだろうか?
私はこの3種類のテリアをスパッと見分けられない。

「もしかしてケアンテリアですか?」と飼い主さんに聞いてみると、ノーリッチテリアなんだそうである。
レモンの犬種も聞かれたので、ケアンとJRTのミックスだと告げると、その方は、「まぁ!私、本当はケアンかジャックラッセルを飼いたいと思っていたんですよ!」と、仰る。
そういう方から見ると、レモンは夢のわんこなのだろうか。でも、JRTの血はほとんど感じられないが。
このちょっと太めのノーリッチの男の子は7歳なのだそうなのだが、これがもの凄く元気な子で、The・テリアな感じなのである。人にも犬にも陽気でフレンドリーで、愛想のないレモンにも、めげずに遊ぼうアピールを繰り返す。
そうこうしているうちに、カラス軍団は河岸を変えたらしく、いつの間にか姿が見えなくなっていたので、ボールを取り出してみた。


この男の子、レモンのように強烈にボールに執着する子ではなかったので、ボールを取ったり取られたりしていても、バトルに発展することはなさそうである。
でも競り合いになると、レモンはちょっと危ないので、ボールを投げる時はどちらかよりに投げる。
何回かそうしていたら、レモンが自分に向かって投げているのかノーリッチ君に投げているのか、分かってきたらしく、ノーリッチ君に投げた時には走らず黙って見ていた。
『あら、レモン賢い。』と思ったが、これが自分の執着しているボールなら、誰に向かって投げたとしても真っ先に走って追いかけていくはずである。
つまりどっちに向かって投げているか観察できるほど冷静で、それだけこのボールには気持ちがないという事なのだろう。
こりゃボール遊びに飽きるのも早そうである。
その前に散々ボール遊びもしているし、カラスを追いかけたりもしてるので、いつ飽きてしまっても、運動量的には充分だと思うが。
私的には、めげないノーリッチ君のおかげで、あまり他犬と絡まないレモンの珍しいツーショット写真がたくさん撮れるので、もう少し一緒に遊んで欲しいなぁと思うのである。

この距離がもっと近かったら、顔を見合わせちゃって良い雰囲気に見えるんだけどなぁ。
ツーショット写真、もっといっぱい撮ったと思っていたが、ブレてたり片方がフレームアウトしていたりで、結局使えるのは4枚だけだった、かなりいい腕前のレモン専属カメラマンに、ポチッとお願い。



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今回は画像多めです。よろしくお付き合い下さい。
カラスの軍団に余裕をかましていたレモンだが、




と、こんな感じでやるときゃやるのである。
そんなバリバリやってるレモンを暫し観察。




カラスも横っ飛びするのね。
勇ましくカラスを追いかけて、良い運動に。
もしかしたらボール遊びよりもよく動いてるんじゃない?
でもボール大好きレモンとしては、やっぱりボールを出してくれなくちゃ嫌なようで、「出せ!出せ!」と要求されたので、しっかりとボール遊びもいたしました。

前から持っていたボールなのに、最近すごく気に入っているボールを取り出す。

他犬のボールの魅力には敵わないが、自分のボールの中では一番のお気に入りで家の中でも外でもこのボールを出せば、たいてい長く遊んでくれる。
1対1でもよし、一人遊びでもよしと、重宝しているボールである。
そのお気に入りのボールで、しばらくカラスも気にせず遊んでいたのだが、レモンってば、ボールを拾うのも忘れ、カラスに気が逸れてしまった。

広いドッグランで、私までボールを見失ってしまう前に回収しようと、ボールに向かって歩き出したその時である。
サーッと横から黒い影が横切ったかと思ったら、カラスがボールを咥えていったのである。
ガーン!!
レモンのお気に入りのボールを咥えたカラスが、あれよあれよと言う間に、ランの囲いを跳び越えて山の向こうに消えていってしまった。
こうしてカラスとの対決は、お気に入りのボールを取られたので、レモンの負けという事かしらね?
ランでの話は、次回も続く。ポチッとお願い。



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私は初雪が降ったら、具体的に考えようと思っていることがあった。
それは、レモンのトリミング。
早すぎると真冬に毛が伸びてきて、雪玉がゴロゴロと付いてしまう。
遅すぎると、急に寒々しくなって風邪でもひかれては大変である。
どのタイミングでトリミングをしようかと迷っていたのだが、毎年初雪が降った後、ちょっと気温を持ち直すので、その時期を見計らってと思っていたのである。
それで初雪が降ってから、週間天気予報とにらめっこしつつ、トリミングの日取りを決めた。
とは言え週間天気予報のこと、天気の崩れのなさそうな日を選んだものの、はたしてどうなる!?と心配だったが、当日は見事に晴れたのであった。
いつもならドッグランで、体力を発散させてからトリミングへ向かう所だが、今回は予約が午前中にしか取れず、朝一でトリミングへ向かった。
レモンご用達のトリミングサロンとドッグランは近く、せっかくなので、サロンの帰りにドッグランへ行くことにしたのである。
ランへつきますとレモンの目線の先には、


カラス。
この日はランに、とってもたくさんからすがいたのである。

こんなに取り囲まれているとちょっと恐い。
レモンは大丈夫だろうか。

カラスに取り囲まれていても、レモン余裕のしっこタイム。
カラスとレモンの様子を見ていると面白い。
警戒しながらもじわじわレモンに近付いてみたりして、カラスって本当に好奇心旺盛ね。

※マウスを乗せると画像が変わります。
そんなカラスとレモンの対決はいかに!?
画像が多いので、次回に続く。ポチッとお願い。



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そんな時、当然その場の主役は姪っ子ちゃんなのだが、お客様大好きのレモンはウハウハである。
赤ちゃんの顔がみたいお客様のお邪魔になるので、来た方にもよるがちょっとご挨拶させてから私の自室へ連れて行くなどして対応している。
先日、私が自室で調べ物などしている最中に、親戚の叔父と叔母がやってきた。勿論レモン大喜びである。
自室で訪問者の物音を聞きつけ、レモンを部屋につれてこなきゃと、少し出遅れ気味に階下へ降りると、茶の間の出入り口の前で、レモンが一人だけポツーンと佇んでいた。
その後ろ姿がなんとも物寂しい。
部屋の戸は開いてはいたがレモンが乱入してこないように、レモンの苦手な絵をゲート代わりにしてあった。
なので、明るい部屋の中の楽しそうな声と、その部屋の蚊帳の外状態の暗い部屋の外で一人でいる感じが見た目にも状況的にも強いコントラストがあって、私の目からは『ああ、私のレモンちゃんがあんなに寂しそうに…、かわいそう…(泣)』といった具合に見えた。

それで、すぐに「レモン、こっちにおいで。」と声ををかけつつ抱っこでもしてあげようと近づくと、

…別に寂しくはなかったようです。
ツンデレ疑惑のあるレモン。でもほとんどツンの部分しか見えてこない…、ポチッとお願い…。



目黒さゆり様 ネコ娘様他拍手を送ってくださった皆様、ありがとうございます♪
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好き過ぎて、約一年前のあの日までは、他所様のボールを咥えたら決して放そうとはしない事が大きな悩みの種であった。
けれども“あの日”以来、その悩みはすっかり解消されて、他の飼い主さんがボールを出すたびに緊張して警戒しなくて良くなり、お散歩時の憂鬱感はおかげでかなり解消されたのである。
この1年ほどは本当にレモンにとっても、お散歩時のお友達の飼い主様へのねだってのボール遊びは楽しい一時だったと思うのである。
ここへ来て最近、またボール遊び事情に変化が出てきた。
お友達のボールでも、抱え込まずに遊ぶことが出来るようになったのに、しばらく遊んで満足してくると、抱え込みの悪い癖が出てきたのである。
当然私は、伝家の宝刀、伸縮リードの持ち手部分をかざして、「放さないとまたポコンと行くよ作戦」に出るわけなのだが、それに対してレモンは両手でブロックしてきて、ウ~ウ~唸りながらなかなか放してくれなくなったのである。

それでもかつての抱え込みよりはやっかいではなく、暫らくリードの持ち手をかざしつつ格闘していると、必ずボールをポロリと落とす瞬間がある。そこですかさずボールを奪い返して終了する。
どうやらレモンの中で葛藤があるようで、「放して」のコマンドで放すと、ボールを持ち主に返されてしまうが、コマンドは聞かねばならぬという気持ちの揺れ動きがあるようなのである。
大抵は、伝家の宝刀を持ち出す前に、まずは「放して」とコマンドを出すのだが、その際逡巡した挙句、放すことは放すが、地面に置いたボールに口が付くほど顔を近付け、私がボールを拾おうとするとすかさずまたボールを咥えるのである。
けれどもその咥えたボールも、以前のようにしっかり咥えて放さないのではなく、葛藤の狭間で咥え方がかなり緩い。
なのですったもんだしているうちにポロリと落としてしまうのである。
でもね、レモン。そのボールは返してしまうから魅力的なんであって、自分の物になった途端飽きて遊ばなくなるじゃない?
他犬の物だからいいんだよね。
だから素直に返そうね。
放したくないけど放さなくちゃいけない、揺れる乙女心のレモンに、ポチッとお願い。



ネコ娘様 ベリエ様他 拍手を送ってくださった皆様、ありがとうございます♪
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