レモンは決して、フレンドリーとは言えない。
飼い主の私にもよく分からない、レモン基準にパスした相手とは仲良く出来るけれども、そうでない相手には吠える吠える。
お散歩の時に、ミニシュナ2匹を連れたおじさんに、ちょくちょく出会う。
このミニシュナさんがレモン的には気に入らないらしく、出会うと激しく吠えるのである。
よく出会う方なので、私は会釈してガウガウ言ってるレモンを引きずる様に通り過ぎる。
私は、レモンが仲良く出来ない相手とは、無理してお近付きにならなくてもいいと考えている。
そりゃ誰とでも仲良く遊べた方がいいには違いないが、相性があるのだから、仲良くできる相手もいればそうではない相手もいても、それはそれでいいと思っている。
初めて会った頃はガウッていても、何度も顔を合わせているうちに慣れて、仲良くなる場合もあるし、何度会ってもガウる相手もいる。
慣れる相手とは、別に無理に挨拶させたりするわけではなく、自然とだんだんと距離が縮まって慣れていく。
無理に挨拶させるのは、レモンにとってストレスだろうし、その子とどうしても仲良くならなければならない理由などないのだから、相性の悪い相手とは飼い主同士が会釈を交わす間柄で十分だと思っているのである。
それなのに、2匹のミニシュナさんの飼い主さんは、グイグイ近付いてくるのである。
「あらら~、ダメかな~。嫌われちゃってるのかな~。」とか言いながら。
その子達は、誰にでもフレンドリーなのでしょうけど、そうではない犬の飼い主としては、お互いに怪我をさせたりさせられたりなんて事にならないように、一定の距離を保っていたい。
「怪我させちゃうといけないから…。ごめんなさい。」と言って後ずさると、ミニシュナのおじさんは「いや、大丈夫だよ。」と、どんどん近付いてくるのである。
こういう時に私は声を大にして言いたい。
何を根拠に!?
そんな事を言うなら、もしもレモンがあんたの犬に噛み付いても、それはあなたの責任ですと言いますよ。そして、ガウッてるレモンに挑発されて、あんたの犬がレモンに噛みついたら、きっちり責任取って頂きますが!?
と、いう言葉を飲み込んで、かわりに「ごめんなさいね~。」と言いながら、逃げるようにその場を立ち去るのである。

ミニシュナおじさんからしてみれば、飼い主が近付かせないようにするからいつまでたっても仲良しになれないのだとでも思っているのかもしれないが、実際気の合わないわんこに突っ込んでいって、怪我をした事だってあるのだから、どう思われようが全力でその危険を回避したいのである。
このおじさんに限らず、たまに、レモンがガウガウ言ってるのにグイグイ近付いてくる方っていうのがいるのだが、こういう方達ってのは、お互いの犬も人も怪我するかもという事を、全く考えないのだろうか。
どういう了見で近付いてくるのか、不思議なのである。
それとも何か!?こういう時、思い切って近付かせてみた方が本当はいいのか!?
悩める飼い主に、ポチッとお願い。



ベリエ様他 拍手を送ってくださった皆様、ありがとうございます♪
そちらも励みになってます♪コメントも嬉しゅうございます♪