レモンがご飯を少し残すのである。
暑さで食欲が落ちるには、北海道ではちとまだ早い。けれど、もしかして気温が上がってきたのと、毛が伸びてきたのが同時期で、レモンの体感温度は急上昇しているのだろうか。
ご飯を残すこと以外では、いたっていつもの通りなので、近々行こうと思っているトリミングまで頑張れと、様子を見ていたのである。
ところが昨日のパソコンタイムの時、寝ていたレモンが急に起き上がって、部屋の隅に行ったかと思うと、夕ご飯を全部吐き出してしまったのである。夕方あげた夕ご飯は、ほとんど未消化であった。
ぎゃーっ!!レモン、大丈夫!?
と、声を掛けながら吐いた物を片付けている間に、レモンはまた布団の上に戻って、まあるくなって寝てしまった。
レモンはスヤスヤ寝ているのだが、そのお腹はずっと、キュルル、ピ~ヒャラと、大カーニバル開催中のようである。そうでありながら、レモンは一向に起きる気配がなかったので、とりあえず私もレモンの隣に寝たのである。
どのくらい時間が経ったのか、何かが蠢いている気配で目が覚めた。
動いていたのは勿論レモンだったのだが、相変わらずレモンは本棚の本をガリガリすると、例え寝ていても必ず私がレモンの方を注目すると思っていて、私を起こす時は必ずガリガリするのである。そしてレモンの期待通りしっかり目を覚ます自分が、何だか残念である。
おかげで大切な本の背表紙は、ボロボロになりつつある。

とにかく起きて時間を見ると、まだ5時半。
我が家一の寝ぼすけが、あわ家の2度寝の女王のレモンが、何ゆえこんな時間に私を起こすのだと、寝ぼけた頭で考える。ふと耳に入ってくるキュルル、ピ~ヒャラなカーニバルの音。
以前にもご飯をリバースした後、酷い下痢になったことを思い出した。今回もきっとこれは、外に出て用を足したいというサインではないだろうか。そう思い至ったので、急いでお散歩準備を整え家を出たのである。

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