それからイエローラブ君。
このイエローラブ君は以前からの幼馴染なのだが、お散歩に連れ出す人がお姉さんからお兄さんに代わったのである。
お姉さんは滑って転んで腰を打ってしまったので、最近はお留守番なんだとか。
お兄さんとは言っても、年は私と同じくらいかほんの少し下くらいである。て、事はレモンの大好物な訳で。
そう。以前からこのブログを愛読して下さっていた方々は既にご存知でしょうが、レモンは無類のおっさん好き。そして好きなだけあって虜にするのもなかなか上手い。
当然のようにイエローラブ君のお兄さんとも、たちまち仲良しになったのである。

ラブ君はレトリーバーの癖に、ボールを投げても持ってこない。
そんなわんこと暮らす方にとって、何度でもボールを持ち帰ってきて「投げて~♪」と言ってくる子は、本当に堪らんらしい。このお兄さんも例外ではなく、相当楽しいらしく、かなりしつこいレモン鬼コーチの要求に答えてくださる。いつもイエローラブ君と付き合っているだけあって、体力もあり、投げるボールには勢いも飛距離もある。そこがレモンにとっても魅力なのらしい。
悪かったね、体力のないおばさんで。
でもレモン、以前にも書いた気がするけど、冬こそレモンにがっつり付き合って遊びたいのよ。
だって動いてないと凍えてしまうんだもの。
多分この場にいた2人と2ワンのうち、私だけが寒いのである。
お兄さんはレモン鬼コーチと、ラブ君の両方と遊んでいるし、レモンはボールを追いかけて何往復も走っている。ラブ君もかなりテンポが遅れ気味だが、一応ボールを追いかけてたまにラブ君がゲットできたりもするのである。
私だけがそんな光景を羨ましく眺めながら、レモンのリードが絡まないように、地味に場所移動する程度で、基本的に動いていないのである。
私の体がすっかり芯まで冷え切り、耐えられなくなったところで、「さぁ、レモン、そろそろ帰ろう。」と切り上げる。
レモンはまだまだ遊ぶ気満々だが、何が悲しくて自分の犬が遊んでいるところを羨ましく眺めていなくちゃならんのだと、こちとら心も体もすっかり冷え冷えなのである。

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