いつものようと同じ広場にてボール遊び。
変わりばえのない日々である。
ブログのネタには困るが、何もない普通の日々が何より安穏である事の証であろう。
そんな平和を噛み締めつつボール遊びをしていたら、見覚えのない一人のおばさんがニコニコ近付いて来た。
わんこ好きな方なのであろう。レモンと公園で遊んでいると、時々そんな方から声を掛けられる事もある。
しかしそのおばさん、なかなか立ち去らない。
普通は一言二言、会話を交わしてわんこをちょいと撫でるくらいで立ち去るのがこういった犬好きの方の常である。
『何だろうなぁ、このおばさん。』と、少々訝しく思い出した頃、そのおばさんは「実はウチにも犬がいたのだけれど、亡くしてしまって…。」
ああ、成程。
わんことのコミュニケーションが懐かしかったわけだ。
「あの、いつ頃亡くされたんですか?」と聞いてみると、3年前に18才で他界したのだという。
18歳とは大往生ではないか。きっと大切にされていたのだろう。
18年間ご苦労様。わんこを大切に育てて下さってどうもありがとう。
何故だかそんな気持ちになって、ちょっとウルウルとしてしまった。
その方は、「また犬を飼いたいなぁとは思うけど、何だか前の子に悪いような気がして。」と言う。
いやいや、わんこを大切に愛しみ育む犬飼いさんには、是非ともまたわんこを迎え入れて欲しいのである。
時々、溢れんばかりの愛情を注ぎ、かと言って過保護ではなく、正しくわんこと付き合ってきた優良犬飼いさんが、愛犬との死別でこんなに悲しい思いをするのなら、もう二度と動物と暮らさないと決心してしまう方もいる。
亡くされたばかりであれば、そう思うのも無理もないのだが、悲しい気持ちが癒えても決心だけが硬く心のしこりのように残って、本当に何も飼わなくなってしまう。
しかし、優良犬飼いさんが減れば、それだけ世のまだ家族と巡り会っていないわんこの、幸せを掴むチャンスが減ってしまうという事になる。
人間だって一生のうち、自分が責任を持ってその一生を見守れるわんこ達は、余程恵まれた環境にない限り、せいぜい数匹~十数匹といったところではないだろうか。そう考えるとボヤボヤしてはいられない。
前のわんこを亡くして、その死を悼むのに3年費やしたなら十分である。いや、こういう事は時間ではないのだが、こうして他の犬飼いやわんこに声を掛けたり出来るのなら、もう次のわんこを迎え入れる心の準備は実は万端なのだと見て取った。
こういう方に是非また、わんこと暮らす楽しさを思い出して欲しいしそんな方に見初められたわんこも幸せになれるのではあるまいか。
そう思ったので、少々お節介かと思ったのだが、「ウチのもこれが3匹目だけれど、また(わんこと)暮らすといいですよ。前の子の代わりっていうんじゃなくて、前の子とはまた別の子と思えますよ。」と言っておいた。
前の子に対して悪い気がするというのは、その子の事を忘れて他のわんこに愛情を注いでしまうのではないかという思いからなのだろうが、実は次の子を迎え入れた方が、忘れるどころか前の子を思い出す機会が増える気がする。
似た仕草をすれば、あの子もよくこんな格好していたなと思い、前の子とは違う反応をすれば、あの子とはここが違うのねと思う。
前の子と比べているというのではなく、新たな子との付き合いの中で前の子のフィルターを通して新たな子の色々な性格を発見しているといった感じである。
これはまた新たな楽しさであり、喜びでもあるので、是非この18年を見取った方にも体験して欲しいと思ったのである。
タイミング良く、ここでレモンがその方に「ボール投げて!」とボールを持っていったのである。
ナイス!レモン。

少しレモンとボール遊びをして、犬と暮らす楽しさを思い出されたならいいなと思ったのであった。
私もレモンを大切に育み大往生させたら、また次の子を是非とも迎えたいよ。
いや、本当はそうなる前に迎えたいんだけどね。ポチッとお願い。



拍手を送ってくださった皆様、ありがとうございます♪
そちらも励みになってます♪コメントも嬉しゅうございます♪
繋がるまで時間がかかり、やっと繋がったと思ったらすぐ切れる。そんな訳でネットストレスたまりまくりで暫らくサボってしまった。
ああ、やっぱりアクセスポイントやら言う物を取り付けないといけないのかなぁ。面倒くさいなぁと思っている今日この頃である。
最近のレモンは朝御飯も食べずに夕方まで爆睡している。
ひたすら寝続けるので、どこが具合でも悪いのではないかと心配になる。夏バテ気味なんだろうか。
しかし、この北国の大地は、今年は猛暑になると言われていたのに、なかなか暑くならず、さすがに昼間は半袖でもOKだが、数日前など夕方には上着を羽織らないと、寒くてのんびり散歩なんかしてられんというほどであった。
いや、マジで7月に入ってからも、夜あまりに寒くて、ストーブ点けたくなる日もあったのである。(そんなのは私だけ?)さすがにそこまではしなかったけどね。
昨日になってようやく夏らしい暑さになってきたところである。
そんな肌寒い北国でも、年中毛皮を纏っているレモンには、夏は暑い事に変わりはないという事なのだろうか。
そんな爆睡女王なレモンだが、元気がないという訳でもなく夕方になると急に跳ね起き、『ねぇ、ちょっと、散歩忘れてない?私はいつでも準備OKなんですけど?』みたいな感じで、わんわんうるさいのである。
朝食べなかった分も足して夕御飯を出すとしっかり完食もするのである。
ただ、わんこは皆、我慢の天才で具合が悪くても元気なふりをするそうなので、グースカ寝ているレモンを一度病院に連れて行ったほうがいいのかどうか、悩むのである。
柴犬とかなら、こんな感じの過ごし方は普通なのかもしれないが、今までがテンション高すぎな感じだったので、急にグースカ寝てばかりいるようになると心配になるのである。
口の利けない彼らの事なので、少しでもおかしいと思ったら病院へ連れて行った方がいいとはよく聞くが、実際こういう些細な変化を目の当りにすると、判断するのが難しいものである。
この時期、病院へ行くタイミングも難しい。
下手な時間に連れ出して、一度熱中症にさせてしまったことがあるので、二度と同じ失敗はしたくない。

皆様のわんこも夏はグースカ寝てばかりいる?
ちょいと暫らく更新頻度がガクッと落ちますが、ご心配なさらぬよう。「いぬすき」の絵をお待ちの方、もう暫らくお待ち下さい。すんません。
ポチッとお願い。



ベリエ様 スムチー母様 ヒゲ丸様 ねいね様他 拍手を送ってくださった皆様、ありがとうございます♪
そちらも励みになってます♪コメントも嬉しゅうございます♪
いつものようにお散歩へ出かけ犬集会所に付くと、よく会うレモンのお散歩友達に会えたのである。
レモンは幼馴染のお散歩友達にはガウらない。
もう少し小さい時ならお友達に会うと、遊ぼう遊ぼうとテンション上がって凄かったが、最近は互いにちょっとだけ臭いをかいで挨拶お終いで、その後はそれぞれ好きにしているのである。
かと言ってお友達に興味がないわけではない。
犬集会所に付いても誰にも会えなかった時には、ボール遊びにも気が入らず、地面の臭いを嗅いだり寝そべったりして、目新しいボールでもない限りテンションが低いのである。
その日はお友達に会えたので、一人でボール遊びに熱中などしていた。
お友達がいてテンションが上がったからといって、決して一緒に遊ぶというわけでもないのが、レモンの変なところである。
もしかしてそこにいて嬉しいと思っている相手は、お友達わんこではなく、その飼い主さんなのかもしれない。
さて、テンションもいい具合に上がった頃に、あまり出会わないボーダーコリーさんが来た。
見知らぬわんこに対しては激しく吠えるレモン。
レモンのお友達は皆上手に挨拶が出来るのに、恥ずかしいったらありゃしない。レモンの事が恥ずかしい訳ではない。他のわんこと遭遇した時の流儀をいまひとつ教え切れてない自分が恥ずかしいのである。
ともかく激しく吠え掛かるレモンの首輪を掴み、無理矢理オスワリをさせて落ち着かせるのに必死である。
暫らくするとレモンも少し落ち着いてきたのだが、ボーダーさんの飼い主さんがその様子を見て、「ちょっと臭い嗅いでみる?」と、仰ってくださった。
まぁ!ありがたい!と言う訳で、「レモン、優しくね!」と声をかけながら、ボーダーさんの後ろに回ってみると、あら?この子尻尾がない。
飼い主さんに確認はしなかったのだが、ボーダーコリーだと思っていたその子はどうやらオーストラリアンシェパードなのではないかしら。そんな事を思いつつ、ゆっくり近づいていった時である。

ぎゃー!!レモン!!なんちゅう事をしてくれるんじゃ!!
相手のわんこさんはキャンとも何とも言わなかったが、慌てて引き離し「何やってるのー!!」とレモンを叱咤。周りの幼馴染わんこの飼い主さんも、レモンがかっぷり噛み付いたわんこの飼い主さんも大笑いしていたが、レモンの口にはそのこの毛が塊りで付いていて、万が一怪我でもさせてしまったのではないかと冷や汗ものである。
レモンの興奮を抑えながら叱りつつ、相手が笑っているどさくさに紛れたようなお詫びしか言えないまま、相手の方が行ってしまったのが気にかかる。
上手く挨拶できない時には、いつもこの時と同じ様にレモンの首輪をガッチリ掴むかリードを極端に短く掴んで、ゆっくり近付かせてお互い何とか挨拶できるのに、こんな事は始めてである。
全く油断も隙もない奴である。
いや、やっぱりこれも私の監督不行き届きという事なんだろうなぁ。
レモン、そのうちあの子には近付かない方がいいと噂されるような事になったら、私とっても悲しいよ。ガックリする飼い主に、ポチッとお願い。



nori様他 拍手を送ってくださった皆様、ありがとうございます♪
そちらも励みになってます♪コメントも嬉しゅうございます♪

いつもの犬集会所で数名の方がご愛用の、犬猫用ブラシなのだが、「ビックリするほどしっかり取れる!」と書いてある通り、本当にわっさわっさと毛が取れるのである。
今までレモンのブラシは人間用のとどこが違うの?といった感じのブラシを使っていたのだが、犬飼い同士で「これいいよ~!」みたいな感じで情報交換している時に、たまたま持っていた方が使って見せてくれたのである。
これがまた、どの子に使ってもわっさわさだったので、どこに売ってるの?と訪ねてみた所、薬局なんかのペット用品売り場にあるよという事で早速購入してみたのである。
何でも粘りのある特殊ラバーなのでこんなによく取れるという事らしい。
これまた犬飼いの間でよく話題に上る、ファーミネーターほどの威力はないという話だけど、いや、それでもよく取れるのである。
でもさぁ、ふと疑問が沸いたのである。
普通のブラシよりもよく取れるけど、これって梳かしていると言うより引っこ抜いてる感じに近かったりするのかなと。
レモンは見ての通り最近オーバーコートを抜き抜きしたてで、やっと少し硬いオーバーコートがまたチョロチョロと伸びてきだした所である。これで更にこのブラシを使って、アンダーコートを抜いているような事になったら、これからの暑い日差しにお肌が参ったりしないのかしら?
それとも普通のブラシでは取りきれない死毛を、ちゃんとキャッチしているという事なのかしら?
このブラシを使い過ぎて失敗しちゃった方っていないのかしら?
いや、その辺はしっかりおめぇが加減しろよって話ですかね?ポチッとお願い。



くりん様他 拍手を送ってくださった皆様、ありがとうございます♪
そちらも励みになってます♪コメントも嬉しゅうございます♪
レモンがやたら小さな茂みを気にするのである。
中のほうに何かの食べかすでもあるのかと、警戒刑法発令である。一体何をそんなに気にしているのかと思っているうちに、あっという間にレモン、茂みに頭を突っ込むのである。

変な物でも食べてお腹でも壊されては堪らないので、慌てて覗き込んで確認すると、

誇らしげに尻尾を高らかにピンと立てて、ボールを咥えて茂みから顔を出したのである。
外からは全く見えなかったのに、どうしてそこにボールがあると分かったのか。
まぁ、ボールのゴムの臭いで分かったんだろうけど。
犬の鋭すぎる嗅覚は、その能力を全開にしたままにしておくと、そりゃもう大変な事になるので、普段は大抵嗅ぎたい臭いだけウェルカム状態にしておくのらしい。
嗅ぎたい臭いだけ嗅げるだなんてなかなか便利な事である。
家の中にいる時なんかは、多分食べ物の匂いだけウェルカムにしているのだろう。
お散歩中はお友達の臭いなんかもチェックしないといけないから、ウェルカムの範囲が広くなるのは想像に難くないが、レモンの場合は確実に、ボールの臭いは特丸付きの要チェック事項になってるんだろうなぁ。
更新ちょっとサボっていたら大暴落。ポチッとお願い。



ベリエ様 ナルトママ様 スムチー母様他 拍手を送ってくださった皆様、ありがとうございます♪
そちらも励みになってます♪コメントも嬉しゅうございます♪
しかし、大汗かいてゼーハー言いながら連れて行っても、脱走の時ほど楽しそうな顔じゃない。1歳くらいまではここでウハウハ言いながら一人で走り回っていたくせに。ああ、慣れって嫌ね。こんな所へ連れてきて貰える事に少しは感謝してほしいものである。
さて気を取り直してランに入ると、この日は結構わんこがいたのである。その中の1匹のこのお方。

以前にも一度ここでお会いした事のある、イエローラブ君。この子が偉くレモンを気に入ってくれて、ずーっとレモンを付け回すのである。
レモンはよく犬好きの人間のおっさんをメロメロにするが、犬にはあまり好かれた事がないので、これは珍しい。だが、レモンにはいい迷惑のようで、私の足元でグルグル、グルグル逃げ回っていたのである。時には「キャウン!(しつこいのよ!あっち行って!!」と威嚇もしていたが、ラブ君もレモンに手荒な事をするでなし、レモンも本気で噛み付いて行こうとはしなかったので、問題なかろうと放っておいた。
人間のおっさんだけでなく、同じわんこ族の男子も上手くあしらえるようになるには経験が必要でしょ。珍しくレモンを気に入ってくれる子がいたんだから、経験を積ませて貰いたまえ。
私は足元でグルグル回るこの2匹を避けながら、ベンチまでたどり着き、まったり休憩する事にしたのである。
でもレモン、この黄ラブ君をなかなか上手くあしらえず、私の膝の上に避難してきた。

あのねぇ、レモン。あんたが本気で走って逃げたら多分この黄ラブ君は追いつけないと思うよ。小回り利くしなんたって加速装置付きじゃん。
私の膝の上に逃げ込んでくるという事は、いざとなったら私が守ってくれるとレモンも思ってくれているのかと思うとそれはそれで嬉しいけどね。
でもそれじゃ、遊べないでしょ。

黄ラブ君の飼い主さんは恐縮がっていたが、レモンだって本気でパニックになるほど怖がっていたわけではないので、全然大丈夫である。ただただガツンと「あんたなんか嫌いだってば!」とはっきり意思表示していたのに対して、黄ラブ君がちっともめげなかったというだけである。男子たるもの、そのくらい押しが強くなくちゃね。ま、そのタイプは嫌われると徹底的に嫌われちゃうけどね。だが、君のガッツを私は認めてあげるよ。
黄ラブ君が帰った後、ようやく遊べてレモンも満足したようである。
おかげで帰ったらすぐ寝てくれた。

まるで何かの犬マークみたいな寝相である。
フィラリアの薬を飲ませているのだから、もうこの時期虫除けが必要だよね。うっかり忘れてバッチリ刺された飼い主に、ポチッとお願い。



拍手を送ってくださった皆様、ありがとうございます♪
そちらも励みになってます♪コメントも嬉しゅうございます♪
気が付いたらレモンが外に出ていて、これが人間の子供だったらキャハハキャハハといった様子で、浮かれながら近所中走り回っているのである。
我が父親ながら全くもって情けない。同じ過ちを何度繰り返すのだろうか。レモンは「マテ!」と言えば玄関の扉が開いてもその場で「マテ」が出来るのに、その一言を何でこの爺さんは言えんのじゃ。
朝から頭に血が上る勢いで、近所中に響き渡る大声で、「レモンー!!マテ~っ!!戻って来いー!!」と、大騒ぎである。
きっとご近所さんたち、あそこんちは一体何なんだと思ったに違いない。
ウチの隣の児童公園に何とか誘い込んだが、レモンはウヒャヒャウヒャヒャと大喜びで大爆走でなかなか捕獲できないのである。
おやつをごっそり手に掴み取り、レモンをおびき寄せるが、おやつよりも走り回っているのが楽しいレモンは、なかなか近寄ってこない。
そんな私達を尻目に車で出掛けようとする父。
何やっとんのじゃ!このボケ!!
レモンが車に向かって走り出したらどうする気じゃ!
と、更に頭から湯気が出る。
そこへ母が「お父さーん!電話だよ~!」と、外出を阻止。ナイス!!母。
そこから親子三人でレモン捕獲作戦である。
公園の出入り口に父母が陣取り、そこからレモンが飛び出しそうになるのを阻み、私はおやつを囮にじわじわレモンとの間合いを詰めていく。
そうしてようやくレモンを捕まえたのだが、首輪をガッツリ掴んだ時はジタバタ抵抗していたが、そのまま抱きかかえると妙に静かになるレモン。どうやら私の怒りのオーラに気付いたらしい。

こんな事が何度もあったらいずれレモンは交通事故に遭ってしまう。
もう、明日から父が活動を停止してテレビっ子状態になる午後までは、私の部屋から出さないことにしようと思うのだが、そう家族に宣言しても今度は母が勝手にレモンを自室から出すんじゃないかと気が気ではない。
はぁ~、何でこう事の重大性が老人達には分からんのかなぁ。
捕獲中、ここに車が来たらどうしようとか考えて、心配やら怒りやらで、血の気が引いたり沸騰したりして、捕獲後気持ちが悪くなっちゃった飼い主に、ポチッとお願い。



拍手を送ってくださった皆様、ありがとうございます♪
そちらも励みになってます♪コメントも嬉しゅうございます♪
greendogさんへ
続きにリュウタさんの「悪犬」バージョンの絵がありますので、チェックお願いします。
別にその場所を占領しようというわけではないので、たまにそんな事があってもいいのだが、以前も書いたようにそこがボール遊びをするのに適した地形なので、出来ればそこでレモンを遊ばせたい。
今日は風が冷たく少し寒いくらいだったので、きっとそのおっさんはそう長くそこにとどまらないだろうと踏んで、おっさんが帰るまですぐ傍の芝生で美少女ちゃんと戯れながら待つことにしたのである。
そうして小学生飼い主ちゃんとお話したり、美少女ちゃんを撫でくり回したりしていると、レモンを見つけるといつも走ってご挨拶に来てくれる黄ラブ君も来たのである。
おっさんさえどいてくれれば、伸縮リードを伸ばして遊ばせてやれるのになぁと思ってるところへ、美少女ちゃんが興奮し過ぎてキャワンキャワンと吠え出した。
その途端、腰を下ろしてくつろいでいた早く帰って欲しいおっさんが、こちらも見ずに

と言ったのである。
は?今何と仰いましたか!?(by心の声)
一瞬我が耳を疑った。
いたいけな少女に向かってそれはないんじゃないの?
確かに美少女ちゃんは吠えると甲高い声だけど、ここ公園だよ!?
こんなのを“うるせー!”とかって言うんだったら、子供の奇声満載の公園なんかに来なきゃいいじゃん。
と、心の中では大変勇ましいが、所詮チキンな私。『何だこのおっさん』と、いぶかしむのが精一杯である。
そんな私に黄ラブ君の飼い主さんがそっと近寄り、「あの人ね、犬嫌いで他所の犬に唾吐きかけたりするらしいよ。」と耳打ちしたのである。
な、何それー!!

それは犬嫌いとか何とか以前に、大人として人としての対応として間違っている!絶対に!!
そんな事が平気で出来る人間なんて、全然信用できないのである。次に何をしでかすか分からない人だと思うのである。
だって、相手の気持ちにおかまいなしって事じゃん。相手の心の痛みに鈍感とか言うレベルではなく、相手にだって感情があるっていう事がまるで分かっていないとしか思えないのだ。そんな人は誰かを精神的にも肉体的にも傷付けることが平気なのではないかと思うのだ。
そんな人とは係わり合いになりたくないので、私達は別の場所へ移動したのである。
途中で行き会ったお散歩友達にも、事の一部始終を話すと、皆今日ばかりはそこを避けたので、その後そこで不愉快な目に会った人はいなかったと思う。
全くもってムカつくおっさんだが、あんな風では人から慕われることもないのではないかと思う。
もしもあのおっさんが犬好きなら、氏素性も知らぬたくさんの方々と、気持ちの良い会話を楽しむ事も出来たであろうに。犬が好きだというだけで世間が広くなるということも知らず、それどころか犬が嫌いという事を必要以上に前面に出し煙たがられる存在に成り下がっているこのおっさん、全然同情はしないけど哀れな奴だと思うのである。
この先ずっともうあのおっさんに遭遇したくないなぁ。人を不愉快にさせる人は、その人自身の人生が貧しくなるね。ポチッとお願い。



拍手を送ってくださった皆様、ありがとうございます♪
そちらも励みになってます♪コメントも嬉しゅうございます♪