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2006年08月11日

2006年08月11日 に関する記事です。
先日、最近犬の集まる場所には思うところあって積極的に行く気になれないと書いたが、そのことについてちょっと書いてみようと思う。

この場所に犬飼いが集まりだした当初はほのぼのとした雰囲気があったのだが、だんだんと集まる人が増えるに従い、わんこのリードを放して遊ばせる方が増えてきて、ほのぼのとした雰囲気とは言えなくなってきている。そのことに憂いを感じるのである。

私は基本的にはノーリード反対である。
けれどもいついかなる所でも絶対に放すべきではないとは考えていない。ケースバイケースだと思っている。
具体的に言うならば、いきなり大きな雷の音が鳴り響いたり悪童が近くで爆竹を鳴らしたりしても、パニックになって盲目的に走り出すことなく飼い主の足元にいるような犬であれば、そして呼び戻しが完璧に出来る子であるならば、周りの状況に応じてたまにノーリードにすることがあるというのは全然有りだと思うのだ。

しかしこの犬集会所はそういう事とはちょっと違う。元々この公園はノーリード禁止の公園なのだ。その場所でノーリードにするという事は周りの状況や人の有無に関わらず、公園利用の約束事を破っているという後ろめたい気持ちがあってしかるべきなのである。それなのにほぼ毎日のように特に囲いのあるような場所でもない所でノーリードにするのはいかがなものかと思うのだ。
最初は2~3人の方が時々犬をノーリードにしている事があったという程度だった。そういう光景を見て、私とてレモンを自由に走らせてあげられればなぁと思わないことはない。けれど躾云々の問題ではなくわんこを巡るトラブルや事故の多くは、リードさえしっかり握っていれば起こらなかったはずという思いがあるので、人も犬も多く集まっているこの場所でリードを放す気には絶対になれないのである。レモンを自由に走らせてやれる場所としてはドッグランがあるのだし、わざわざノーリードにしてはいけないという禁を破る必要はなかろう。
けれども同じ光景を見ても、私とは正反対に、ウチのもちょっと放してみようと考える方も結構いるようである。この辺が集団心理の怖さと言うものなのか、『あの人達も放しているし…。』と思うのだろうか。

その放された子達が呼び戻しがきっちり出来ているとは思えない。不意の爆音等にパニックを起こさない子にも思えない。それでもわんこの命綱ともいえるリードを放す心理が私には解らない。

また、よく言われることだが公園は犬が苦手な方も利用している。ウチのは呼び戻しも出来るしパニックも起こさないという場合でもリードがついていると、犬が苦手な方への脅威は減らせるのではないかと思うのだ。苦手な方はノーリードの犬を見るといつこっちに走ってくるかという恐怖感があると思う。そんな方にリードは、“ウチの犬はあなたに飛び掛って行かせたりしませんよ”という、いくらかでも解り易い犬飼いの意思表示になると思うのだ。

わんこの安全、公共の場での約束事、周りの人への配慮、この3つを考えるとそう簡単にリードは放せないと思うのだがどうか。

そんな風に考えているのに、この犬集会所でノーリードの危険性等についてわんこを放している人に一言の忠告も出来ない自分が嫌になるので、最近集会所に積極的に行く気になれないのである。
そんなことでお友達にちょっとしか会えなくなってしまったレモンこそ、いい迷惑かもしれない。

ボールさえあればいいのか?







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