いや〜ん!かわいい
と少し撫でさせて貰ったのだが、まだ子供の毛でフワフワとなんと柔らかいことか!そうやって撫でているとトイプー君、まだ乳歯の歯が痒いのか甘噛みしてきた。だがその噛む力のあまりに弱いことに驚き感心してしまった。そうだよね。“甘噛み”って言うくらいなのだから、噛まれても『イヤ〜ン、こそばゆ〜い
ダメだぞ〜、こいつめ〜
』という甘さがあるものだよね。レモンが同じくらいの月齢の頃まだ噛む加減を知らず、小さく鋭い歯で噛まれると本気で痛かった。時には流血したほどである。そんなのは甘噛みと言わないだろう。さしずめ“渋噛み”とか“辛噛み”と言ったところか。
そんな子犬時代に比べ、流血しないように加減できるようになったものの、今でもレモンのカミカミはともすると青あざが出来る。今までそれを“甘噛み”と言っていたが、本物の甘噛みとはどんなものか知ってしまった。
トイプーの飼い主さんは「噛み癖がなかなか治らなくて困ってるんです。」と仰っていたが、いつも強烈なレモンのカミカミ攻撃に付き合ってる私には、あんなん噛み癖でもなんでもないじゃん!手をナメナメしてるのとどこが違うの!?と思ってしまった。
飼ってるわんこの噛む力によって、こんなにも感じ方が違うものなのね。多分あのトイプーの飼い主さんに、私言う所の“レモンの甘噛み”をしたとしたら、いつでも本気噛みの気の荒い子と思われるのではなかろうか。
青あざが出来るほどの噛み方を“甘噛み”と認識する私が甘いのか、それともそのくらいの力の噛み方を“甘噛み”と認識するよう知らず知らずレモンに教育されていたのか…。

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