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2006年06月03日

2006年06月03日 に関する記事です。
私の父はレモンに少し舐められている節がある。
こいつの目をちょろまかすのはチョロイと思っているのか、父が居間を出入りすり時だけ、父の脇をすり抜けて玄関に出て行くことがよくある。悪い事に、人間年をとると注意力も散漫になるようで、そういう時父はレモンが自分の脇をすり抜けて行った事に気付かない。気付かないまま玄関の扉を開け、更に玄関フードの扉も開けてしまい、レモンが脱走に成功した事が、今まで何回もあった。

幸い家の前の道路は人通りも車通りも元々少なく、脱走した時間帯も更に少ない、というか全く途絶えてしまう時間帯だったので、大事に至らず捕獲できたが、こんな事を何回もやっていたら、そのうち絶対にレモンは交通事故に遭ってしまうだろうという事で、必ず玄関の所で一旦待つ習性を付けようと、日々訓練している。

訓練はたいてい散歩前、居間でリードを付けて一旦そこで待たせ、私だけ靴を履きに玄関に向かい靴を履き、玄関の扉を開ける。その間に、レモンが待ち切れず、私の所に来てしまったら、また居間まで連れ戻してやり直し。時には何度も靴を脱ぎ履きしなければならないが、出来なければお散歩は中止くらいの覚悟でやっているので、それほど苛立つこともない。
はやく「来い!」って言って~
最初は玄関を覗けない所で待たせているのだが、どうしても玄関の見える位置に移動してきてしまうレモン。
でも、覗き見くらいは許してやろう。

で、玄関の扉を開けてちょっと待ってから「来い!」と、レモンを呼び寄せる。
いつもは呼び戻しのコマンドをキレイに無視するレモンだが、この時ばかりは猛ダッシュ。勢いあまって玄関から飛び出してしまうことも多いが、その時も玄関の中に戻して一旦「マテ」。
いつになったらお外に行けるの~?

本当はこの訓練を始める前から、一緒に部屋を出ようとするレモンに「ダメ、マテ」と言いさえすれば、レモンは無理矢理一緒に部屋を出ようとはしないのだが、老人に部屋を出る時レモンの居場所を確認して着いてきそうならそう言うという調教習慣を付けさせる方が難しかったので、まだ若くてピチピチのレモンにもう1段階ステップアップしてもらい、自ら玄関で一旦停止を習慣にして貰おうという魂胆である。さすがに玄関のど真ん中に犬が座っていれば、老人の見落とし、見逃しもなかろう。

まだまだ跳び出して行ってしまうことの方が多いのだが、レモンの安全のために是非とも身につけて欲しいことである。





犬と暮らすより老人と暮らす方がよっぽど難しいと感じる今日この頃。ポチッとお願い

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