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2006年04月12日

2006年04月12日 に関する記事です。
レモンといつも行く公園には犬飼い達がなんとなく集まってくる場所がある。そこではレモンの性質も知られていると以前書いたが、逆に私もそこでいつも会う犬達の性格を、ある程度知っている。

そこには老犬を連れたとある犬飼いさんがよくやって来る。
その犬は元放浪犬で、今の飼い主さんが保護しそのまま家族として迎え入れたのだそうである。彼を迎え入れた当初は、飼い主すらマジ咬みするほどの手の付けられないくらい気の荒い性格だったのだと言う。
しかし、この飼い主さんは、見習いたいと思うほどの犬好きで、犬飼いの鏡とも言える方、けっしてこの犬の事を諦めなかった。
「咬むのにはそれなりの理由があると思ってね。そうしなければならなかった生き方を今までしてきたのだろうと思うと不憫だった。」そうである。
この気の荒い犬を理解し、受け入れ、見守る事にしたそうである。

初めてこの方とその犬に出会った時は、「この子は他の犬と仲良く遊べなくて、他の犬が近付くと咬み付くから近付けさせないでね。」「でも皆が遊んでるところは見物させてね。」と言われ、この方達はこの広場の一角でニコニコしながら犬同士が遊ぶ様を見ていたのである。ここに集まる犬飼い皆にそう言わねばならなかった当初は、辛くはなかったのであろうか。けれど、その段階を乗り越えればもういちいち説明しなくて済む事も確かである。今では時々その犬飼いさんは、他の犬を撫でたりもする。その間、他の犬が不用意に近付きさえしなければ、この老犬も穏やかに広場で遊ぶ犬と犬飼いをじっと見守っているのである。そして、他の犬達もこの老犬のあり方を解っているのか、彼にちょっかいを出しに行く者はいない。
今や私を含めこの老犬の事を知っている他の犬飼いも、やんわりと彼を受け入れ、自分の犬がうっかり老犬に近付きすぎないよう気を付けながら、老犬の飼い主さんと雑談などしたりするのである。

誰も、他の犬と遊べないような子を連れてこなけりゃいいのにとは言わないし、この老犬を必要以上に恐れる人もいない。
そこに集まる犬飼い皆が、彼の生い立ちと今現在の彼を知っているからこそであろう。

犬飼い同志の素性はほとんど知らないのに、互いの犬の事は割と知ってると言うこの不思議な場所が、私は結構気に入っているのである。

私も一緒に写ってみました(笑)
冬枯れていた芝生も緑がちらほら見えるようになってきました。もうすぐ犬飼い達も集まって来るようになるでしょう。




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