
ケータイで撮ったので解り難いと思うが、本のタイトルは「愛犬王 平岩米吉伝」。
この愛犬王の部分だけでもグッと惹かれるのだが、この画像をよ~く見ていただきたい。
お店の店員さんによる直筆の広告ポップ(て言うんだっけ?)には、大きく「愛犬王」と書かれた上の部分に“エロカッコイイ”と書いてあるのだ。
“愛犬王”という言葉からイメージするものと、この本の表紙(画像では小さすぎて解らないと思われるが、着流しの男が傍らにシェパードの様な風貌の犬を従えて立っている、モノクロの写真が表紙になっている。)、それに本の帯に書かれている文章からは、“エロカッコイイ”という言葉が結びついてこない。どの辺が“エロカッコイイ”というのであろうか。
帯を読む限り、犬飼いならばこうありたいと思うようなカッコよさがもしかしたらあるのかもしれないが、“エロ”の部分は匂ってこない。
多分店員さんが“エロカッコイイ”という言葉をどこかで使いたかっただけなのではないかと思うのだが、読んでもいないのにそう決め付けるのはどうかとも思う。以来この本が、気になって気になって…。
やっぱり購入すべき?

今日は出番なしのレモン。
その本もう読んだという方も、読んで面白かったら教えてと思った方も、ポチッとお願い

土日には子供の数もぐんと増えるだろうと思われるいつもの公園。
昨日の反省を踏まえ、今日はいつもの公園ではなく、別のところへ行こうかと思ったが、休日でも人の少ない所が思い浮かばず、迷ってるうちに、日が暮れてきた。
日も暮れれば子供達は家に帰るだろうと踏んで、結局いつもの公園へ。
予想的中。
公園には誰もいなかった。
昼間公園の横を通りかかった時には、子供どころか、カップルやらファミリーやらで賑わっていたのだが、見事に誰もいない。
気兼ねなくいつもの場所でレモンとボール遊びをしてるうち、茶柴とチワワがやってきた。
そして、以前記事にした元荒くれ者の老犬の飼い主さんもやって来た。
でも、飼い主さんだけ。
聞くと、あの老犬はこの冬に亡くなったのだそうである。
かなりの老犬だったのでいた仕方のないことではあるが、その老犬にまた会える日を楽しみにしていたので、とても残念である。
いつかあの老犬を撫でてみたいという、私のささやかな夢は叶わず終いである。
今日は、もうお二方、この冬に愛犬を亡くされた方が来ていた。
どちらの方の犬も老犬で天寿を全うしたのだそうだ。
お三方共、最愛の友であり家族である愛犬を亡くし、暫らくは気落ちしていたそうなのだが、最近ようやく気持ちが立ち直ってきて、どうにも犬が触りたくてしょうがなくて、ここへ来ればお友達だったワンコに会えると思いやって来たのだそうである。
また新たに犬を迎え入れるところまではまだ気持ちが行かないと、おっしゃっていた。
どうやらこの、犬の集まる場所は、犬とその飼い主にとっての憩いの場所というだけでなく、かつてその場所で一緒に遊んだ今は亡き愛犬の飼い主にとっても癒しの場所となっているようである。
三匹とも最後まで家族の傍で、大事にされて、幸せな犬生であったと思う。
今日はいつもより、もっとずっと長くレモンとスキンシップを図りたくなってしまった。
ものすごく迷惑な顔されちゃったけどね。

犬を飼っている以上、いずれはその瞬間を迎えることだけど、しんみりしちゃったよ…。

今日も今日とてレモンとボール遊びをしていたら、子供達のボールが転がってきたのだが、それが何かにぶつかったのかバウンドしつつ転がってきた。そしてレモンにぶつかってしまった。
と、言ってもボールの威力は、レモンに到達するまでにだいぶ殺されていて、レモンはキャンともなんとも言わず、それどころかボールがぶつかった事にすら気付いてない様子。それほどボール遊びに集中していたみたいである。とは言え硬球。『あ、危なかった。(ドキドキ)』咄嗟にレモンの安全を計れなかった事にちょっと反省した。
ボールを取りに来たのは中学生くらいの少年であったが、ボールを拾うと無言で去っていった。
ガーン!!む、無言!?
レモンにぶつかったの見てただろうに。
その瞬間思わず私が「あぶなっ!!」つったの聞こえてただろ!!
レモンに何事もなかったから黙って見過ごしたが、何かあったらてめぇ、胸ぐら掴んで引きずり回してたところだぞ!!
くらいの気持ちである。
だいたいこういうシチュエーションの場合、実際にはレモンと私のいる位置からやや離れた場所にボールが転がってきても、そこが私達が遊んでいたエリア内なら、かなり高い確率で小学生なら一言「すいません。」と声をかけていく。しかし、中学生くらいの子供の場合は何も言わないで行く子が多い。
「声出して行こー!!」
別に私、体育界系では全然ないが、思わずそう言いたくなる。
つまり、小学生のほうが気持ちの良いコミュニケーションが出来ているという事になる。
ま、中学生ともなると大人への不信感に目覚めたり、知らない人に声を掛けることに照れを感じたり、何かと難しいお年頃だったりするからなのかもしれないが、年齢が上がれば上がるほどストレートなコミュニケーションが難しくなるとは、人間とはなんと難儀な生き物であろうか。ね、レモン。

ちょっと、聞いてんの?
犬とのコミュニケーションも難しいよ…。ポチッとお願い

レモンの体力に合わせて歩き続けるのは大変なので、ボール遊びでお手軽に体力を消耗して貰おうという魂胆である。
ボール遊びをする場所はだいたい決まっていて、それは犬の集まる場所でもある。
そこへ行ってレモンのお友達が来ていたら、犬同士で遊んでもらい、来ていなかったらボール遊びをするという感じである。
その犬の集まる場所の向こう側には、子供達が野球やサッカーを自由に楽しめるグラウンドがある。
レモンとボール遊びなどをしていると、時々このグラウンドの方から野球ボールやサッカーボールが転がってくる事がある。

この前ボール遊びの最中に、野球ボールが転がってきたのだが、レモンは新たなボールの登場に少し興奮気味である。気をつけないと子供達のボールをレモンが奪ってしまって返してあげられなくなるので、私はレモンをがっちりキープしていたのだが、ボールを取りに来た小学生くらいの少年が、ワホワホしているレモンを見て触りたそうに「この犬、噛む?」と聞いてきた。
なんと単刀直入な質問であろう。
だが、全然嫌な感じはしなかった。無邪気ってすごい。
邪気たっぷりな私が同じ質問を他の犬飼いにしたら、なんて不躾な人なんだと思われかねない。ありがたい事に大人になると違う言い回しなんかを体得していくもので、いらぬ誤解を招くような言い方は経験則的にしなくなる。が、やはりこの少年くらい、言ってる言葉の意味以上でも以下でもないように言葉を発する事が出来たなら、世の中のややこしい事のいくらかは解消されそうな気がする。
レモンは人にナメナメして、そのうちその人に慣れてくると舐めつつ甘咬みする犬であるが、ボールを取りに来たついでに撫でるくらいの時間なら、舐めつつ甘咬みまでは行かないだろうと判断してイノセント少年に「大丈夫だよ。」と言ってやった。
少年は嬉しそうにレモンを撫でてくれた。レモンも嬉しそうである。
少年、レモンを撫でくり回してくれる。
そのうち「ボール投げてもいい?」と聞いてきたのだが、「ボールは一度咥えると放さなくなるよ。」と制止した。
おいおい、犬とボール遊びまでしちゃったら、ボールを待ってるお友達は待ちぼうけの置き去りか?
はっ!!しまった!!
イノセント少年にまで心の突っ込みを入れてしまった。
ワタクシ、間違いなく邪気たっぷりな大人である。
昔は私も無邪気だったはず…。ポチッとお願い

しかし、これをしつこくやっていると、時々レモンが少しイラっ

それは私が立ち止まった時に始まる。
いきなりレモンが全力疾走で走り出す。勿論リードがついているので、長さの限界になると、ビーンとなってガクンと止まる。すると今度はそこから私のすぐ脇を通り越して反対側に全力疾走する。これを数回繰り返すのである。
何のつもりであろうか?
私にリーダーウォークの訓練を施しているつもりであろうか?
あまりに凄い勢いで全力疾走するので、レモンの最初の首輪の、リードを掛ける金具が壊れたほどである。
以来レモンの首輪を買う際のチェックポイントの一つは、リードをかける金具が最初の首輪のものより太いかどうかである。
こんな逆リーダーウォークめいた行動を他の犬もするものなのだろうか?先代の犬はしなかったと思うが…。
皆様の犬はこんな事する?

今日、8ヶ月のケアンの男の子に会ったけど、小っさ!レモンて、ケアンとして見たらでかい方かも。ポチッとお願い

一緒に住んでいる家族がちょっと買い物などで出かけて帰ってきても別に熱烈歓迎はしない。
しかし、家族に対しても熱烈歓迎することもある。どんな時にするかというと、長時間留守にしていた時である。残念ながら、何時間までは歓迎せず何時間いなければ熱烈歓迎になるのかはリサーチしていないが、丸1日いなければ、完全に熱烈歓迎決定である。
一昨日の法事の後温泉に行き一泊してきた両親が、昨日の午前中に帰ってきたのだが、その時レモンは朝ご飯の最中であった。しかし、玄関から両親の帰ってきた物音を聞くなり、ご飯の途中なのに玄関の方へすっ飛んで行った。
ウチはレモンがいきなり玄関に飛び出していかないように、居間の扉のところには簡単なゲート代わりの物が置いてあるので、その前でテンションを上げて待ち構えていた。
今までレモンの食事中に人が来たことはなかったのだが、家族でもご飯そっちのけで歓迎したいらしい。これが、家族以外の来客だったらどんな事になるのであろうか。しかし、と、いうことはレモンにとっては食べ物よりも、人にご挨拶する方が優先順位が上なのか。
人間好きな犬だとは思っていたが、ここまでとは。ある意味天晴れである。まさに三度の飯より人が好きということか。
皆様の犬には三度の飯より好きなものありますか?

昨日レモンを洗ったのに、今日散歩中に雨が降り出してレモンがドロンコ。うなだれる飼い主に励ましのポチッとお願い

私の姉と弟もやってきて、法事の後、私の両親は叔父達と温泉へ、私の兄弟はレモンの待つ家へ帰宅した。
姉が車で来ていたので、家で一息ついてから、一人でお留守番していたレモンを車でドッグランへ一緒に連れて行ってくれるということになったのだが、レモン、久しぶりにやってきた私の姉と弟に大興奮である。
一昨日の濃い散歩はレモンにとってもいつもより少々疲れたようであったが、次の日には大好きな“久しぶりにやってきた人”が2人も来てしかも1人はさらにレモンの大好物の“おじさん”である。
姉にも熱烈歓迎していたが、弟に対するそれの比ではない。
弟が部屋に入ってきた途端まとわりつき、弟がソファに座れば飛びつき、膝に乗り、顔を舐め、手を舐め齧りし、しまいにはソファの背もたれに飛び乗りそこから弟の背中や肩に前足をかけて頭をペロペロ舐める始末。弟の頭はふっさりしているので舐めにくいと思うのだがそんなことお構いなしである。
弟はレモンを可愛がるでもなく、拒否するでもなく適当に無視していたのだがそれもお構いなしである。
そんな訳でドッグランに行く前にもうすでに、少し興奮疲れしてしまっていた。
ドッグランへ行くと、オールドイングランドシープドッグ、サモエド2匹、シベリアンハスキー、ボーダーコリー、ビーグルがいて、大型犬の比率が高くレモン、少々ビビリ気味。さらに雨が降ってきたのでいつもは、ドッグランへ行ったら最低2時間はいるのだが、この日は約1時間で切り上げた。
行く前からちょっと疲れていたので、このいつもより短い滞在時間でもレモンに不服はないようであった。

昨日のドッグランではちょっとしたミラクルがあり、シベリアンハスキーの飼い主さんが偶然にも姉の中学時代の同級生である事が発覚。
私がレモンの遊び相手をしている間、姉達は話に花が咲いていたようで、このハスキーの飼い主さんはほとんど毎日このドッグランへ来ているそうなので、また会おうと思えばいつでも会えそうだという話になったそうである。
やった!また姉に連れて行ってもらえそうである。
そして今日弟は帰っていったが、入れ違いに今度は叔母が泊まりに来た。この叔母は2匹の犬を飼っている。犬種もジャックラッセルと、ジャックラッセル×トイプードルのミックスという2匹なので、レモンのような落ち着きのない性格の犬なんか慣れっこである。
レモンまたもや大喜び。叔母が来てから散歩に連れ出したのだが、一昨日、昨日、今日と大興奮の連続に外に出た時点で既に片耳が垂れている。
叔母が帰った後、あまりの興奮の連続にレモンが熱でも出して倒れやしないかと今から心配である。
レモンもヘトヘトだろうが、私も疲れたよ。ポチッとお願い

一昨日の記事にも書いたように、ボール遊びに足で蹴るという要素が加わったのだが、足で蹴る時はボールがどこに飛んでいくか解らないので、レモンがかなりいいフットワークを見せてくれる。
という訳で、動画初挑戦。
どうであろうか。
散々遊んだ後なので、ボールを取った後寝そべったりしているが、その時でもボールからは、けして目を離さない様子がお解かり頂けたであろうか。
こんな感じで遊んでいたら、見知らぬおじさんがニコニコと近付いてきた。途端にレモン、ボールそっちのけでそのおじさんに愛想良く振る舞う。
するとそのおじさん、飲んでいたペットボトルのお茶を2cmほど残して、いそいそキャップを閉めたかと思うと、レモンに向かってボンと放り投げた。
『えええぇーっ!?ちょっと、それをどうしろと?』と、心の中では叫んだものの、どう反応したものか困り凍りついてしまった。
ペットボトルを安上がりなおもちゃとして犬に与える人は結構いるとは思うが、ウチでは滅多にペットボトルを買わないことと、ペットボトルをおもちゃと認識しゴミあさりしてしまわないよう、普段からレモンにペットボトルをおもちゃとして与えた事がない事に加え、たった今しがたまでおじさんが飲んでてしかもちょっと残っている事に引いてしまった。おじさんの唾液が付いてるなとかそういう事が、少々キモかったのである。
それ、もしかして、後で残り飲むんじゃないの?
せめてペットボトルを与えてもいいかどうか聞いてからにしてよ。
そして、何故無言?
等々心の中で突っ込みまくりである。
レモンはというと、私がリードでそのペットボトルに届くか届かないかの中途半端な位置にキープしていたのだが、普段見たことのない、おもちゃなのかどうなのか解らない物にキョトンとしていた。少しするとまあ、普通のテンションでペットボトルに興味を示し始めたが、その頃にはそのペットボトルをゴミとみなした私が咄嗟に「ダメだよ。」と声をかけて少し引き戻した。声をかけたからといって、素直にその指示に従うレモンではないが、これで普通は“この飼い主は突然放られたペットボトルでも快く遊んでくれる飼い主”ではないことがおじさんにわかるはずである。
しかしおじさん、ニコニコしながら様子を伺っている。
悪いがおじさん、私はレモンにペットボトルで遊んで欲しくないから向こうへ行くぜ。
そう心の中でつぶやいて、やはり無言で不自然にその場から離れた。
おじさんはポツンと取り残されたペットボトルを拾って去って行った。
その後、久々におばさん小学生にも遭遇し、なんだか今日はひときわ濃い散歩内容となってしまった。

ペットボトルくらいいいじゃない飼い主心が狭いわねと思った方も、世の中にはいろんな人がいるから気を付けた方がいいぞと思った方も、ポチッとお願い

ところが我が家ではおもちゃ出しっ放しである。
最初は本に書かれている通りに実行していたのだが、執着しすぎる犬であるレモンは、おもちゃの置いてある棚に向かって執拗にジャンプしたり、たまたま傍に椅子でもあろうものなら、その上に飛び乗り無茶なダイブを決行しようかどうしようかと距離を計っていたりするのである。
その様子を見ていると、いつか誰も見ていない時に決死のダイブを試み、とんでもない大惨事や怪我をする事になりそうな予感がしたので、おもちゃはいつもレモンが好きな時に持ち出せる場所に置く事にしたのである。
リーダーである誇示は別の場面でやればいいやと思った訳である。
このおもちゃの置き場所変更の決断をした時に、そう何でもかんでも本の通りにいく訳でもないし、何が何でもその通りにしなくちゃいけないわけでもなかろうと、犬の躾けに対して
レモンは執着する犬ではあるが、自分の家でいつでも遊べるおもちゃとなると、さすがにいつまでも執着し続けはしなかった。
家の中限定で言うなら、遊んでるところを見ていて欲しかったり、追いかけて欲しかったり、構って欲しくて執拗におもちゃに執着しているようである。なので、誰も構わなければいつまでもおもちゃと格闘してはいないようである。
時には誰かが見ているとかは関係なしに、暇潰しなのか一人遊びを楽しんでいる。
適度に遊び、適度に飽きる。そんな感じである。
レモンの性格だとこれで良かったのではないかと思う。

今日はドシャ降りでお散歩なしになり退屈しているレモンにポチッとお願い

ボールを放り投げてレモンが持って帰ってきた時、足元に転がしたら次は私が足で蹴り、直接手元にボールを持ってきたら次も手で放るというものだ。
そういえば先代の犬の時も2人、いや、1人と1匹だけの暗黙のルールによる遊びがあったっけ。
その頃はまだ、堤防の川の方とは反対側に下りると広い空き地だった。冬になると、堤防も空き地も雪が深くて誰も入り込まないので、当時犬の正しい飼い方に関する知識もまるでなかった子供時代の私は、そこでよく犬を放して自由に遊ばせたものである。
だがそろそろ帰ろうと思っても犬はなかなか捕まらない。そこでゴール前のキーパーのように身をかがめて「来い!」と言うと、先代の犬は物凄い勢いで私の脇を走り抜けていく。このすり抜けていく瞬間に私が犬にタッチできたら大人しく捕まえさせてくれるが、出来なければそのまま犬は勝手気ままに1匹で遊び続けるというものであった。
いつ頃からこんなルールが出来上がっていったのかは覚えていない。
ジャックラッセルのブリーダーさんのHPだったと思うが、そこで「ジャックラッセルは瞬間の集中力が凄く、何かに興味を持つと、どんなに躾がよく入って普段ノーリードで飼い主に付いて歩く事が出来ても、突然その興味を引かれたものに向かって駆けて行ってしまうことがある。その際周りが見えなくなっていて交通事故に遭ってしまう事もある。この為、ジャックはいかなる時もノーリードにしない事をお薦めする。」といった内容の事が書かれており、その血を半分受け継いでいるレモンは滅多な事ではノーリードにするまいと思ったので、先代と同じ遊びは出来そうにない。(以前公園内でノーリードにしてただろ!という突っ込みには、アレは特例であると答えておこう。)
そんな訳で、先代とはまた違った遊びのルールが出来つつあるが、犬と遊びを作り上げていくなんて、私、小学生の頃と精神的に変わってないんだろうかと、少々自分のあり方に疑問を抱かないわけでもない。
楽しいから、ま、いいか。
皆様は犬と自分との間に自然に出来上がっていったルール、ありますか?

飼い主レベル低!と思った方も、ウチにも暗黙のルールある!と思った方もポチッとお願い

犬の洗い方についていろいろ調べてはみたものの、耳に水が入るのは良くないという記述を目にはするが、顔近辺の洗い方についてはこれがよく解らない。
でも、お風呂後匂いを嗅ぐとやっぱりシャバシャバくらいじゃ体なんかに比べて、イマイチ芳しい匂いが残っていたりする。
犬って草の実なんかが入っても、目をつぶらないなんて話を聞いた事があり、多少目が沁みたりしても滅多な事じゃ目をつぶらないとも聞く。試しに人間なら高確率で目を閉じてしまう、顔の真ん前で手を打ち鳴らすというやつを、レモンにやってみた。全然目を閉じない。『なにやっとんじゃい。』って顔で見られてしまっただけである。
過去に一度だけ思い切って顔もシャンプーで洗ってみた時、記述通りレモンは目をつぶらなかったので、シャンプーやお湯が目に入らないものなのか、また、入っても大丈夫なものなのか気になって、その時限りでまたシャバシャバ洗いに戻ってしまった。
皆様はどの様に犬の顔周りを洗っていますか?

今日も今日とてボールと転げまわるレモン。地面濡れてるのにぃ。まだお風呂入れないのにぃ。
眠い眠い眠い。春だから?ポチッとお願い

散歩初心者であるレモンの反応が見たかったからである。(詳しくはここ)
だが最初からまるでいつも散歩しているような反応をしていたレモンは、散歩デビューの日から、排泄も普通に外で散歩中にしたのである。
散歩について私は一つ後悔をしている。
それは、まだ散歩の時以外でも排泄する機会のあった子犬の頃に、家で排泄をしたら散歩に行くという習慣をつけておけば良かったという事である。
犬の散歩は本来、排泄のためにするものではない。あくまで運動不足解消とストレス発散、そして経験値アップのためにするものだそうである。
排泄は家でしかしない習慣をつけておくと、散歩時の排泄物処理の煩わしさから開放されるばかりでなく、犬が大病した時や、この先老犬となった時の介護が、犬も飼い主もお互い、格段に楽なのだそうである。どうしてもお散歩が出来ない日も、この習慣がついていれば排泄を我慢しすぎる事もないそうである。
ウチの場合お散歩なしの日が月に何日かあるが、レモンは排泄を少し我慢してるようである。我慢できなくなったらそのうちするだろうと、大らかに構えているが、体に良くないのでできれば我慢はしないで欲しいと思っている。そこで家での排泄を促がすため、外で排泄する時に声をかけ続けている。その掛け声とは「ピッピピ、ピッピピ♪」というものであるが、散歩なしの日に時々レモンに「ピッピピ、ピッピピ♪」と声を掛けてやるのである。パブロフの犬状態になっていれば、この掛け声に反応して便意をもよおすはずだからである。
結果は半々。する時としない時がある。
どちらにしても散歩なしの日は、たいていその日の深夜に、

こんな事になろうとは。
散歩に行くタイミングについても、ちょっと失敗したなと思っているダメ飼い主である。

意味もなく子犬時代のレモン。この頃のレモンは前足より後足が異様に長くて、顔に対して耳がでかすぎでバランスが悪かった。
ウチのはちゃんとお家で排泄できるという方も、ウチのは外でしかしないけどその方が都合がいいのという方もポチッとお願い

犬もその感触は嫌なのらしく、柱なんかを齧るワンちゃんに有効な手段として齧る場所にアルミホイルを巻くなり貼り付けるなりすると良いという事が、犬雑誌に紹介されていたのを見たことがある。
金属音も苦手で缶に小石や釘などを入れてガチャガチャ鳴らす天罰方式はあまりにも有名だと思う。
この2つの事から、犬は缶を齧るのが嫌いだと思っていたのだが、レモンは缶を齧るのが大好きである。
寝る前に妙に興奮している時など、お菓子等の空き缶等を与えておけばおとなしく至福のカミカミタイムとなり、そのうち咬み疲れて寝てしまう。
缶を齧るのが嫌いだと思っていたのは私の勘違いなのであろうか?
他の犬も缶を齧るの好きなのだろうか?
皆様の犬はどうですか?缶齧りますか?

ワンピース41巻読んでロビンちゃんの過去に泣いちゃった三十路過ぎに、ポチッとお願い

狂犬病予防注射の必要性についてはナルトママさん、ヒゲ丸さんのブログに詳しく書かれているので、是非そちらを読んで頂きたい。
という訳で本日レモンはお注射をしに、行きつけの病院へ行ってきた。
11月にワクチン注射をしに行って以来である。
以前書いたようにレモンは病院が嫌いではない。というより好きなのではないかと思う。なので、予防注射などで行く分には気楽な気持ちで行けるのである。
今回も以前来た時同様、ご機嫌で病院に入る。
私にとって非常に好都合な事に、普通のお散歩の時にはすれ違う犬に、挨拶させてくれと大騒ぎするのに、病院の待合ロビーでは少々落ち着きはないものの、家にいる時とさほど変わりなくリラックスしている。時々近くにいる犬にちょっとご挨拶などしたり、私の足元で座ったり伏せたりと、ちょこまか動いてはいるが大騒ぎというほどではなく、また、無言なので問題ない。
今日はお隣にコーギーを連れた殿方がおられた。
む、殿方…。ちょっと嫌な予感がする。
コーギーさんとご挨拶などしてるうち、まもなくそのコーギーさんは病院スタッフの方に検査室に連れて行かれた。コーギーの飼い主さんはそのままロビーで待機である。
レモン、この機を狙っていたかのようにコーギーさんがいなくなった途端、飼い主さんに媚び媚び攻撃である。
立ち上がって前足をコーギー飼いさんの膝にかけ、その方がレモンを撫でて下さると恥ずかしいほどのウットリ顔。「す、すいませ~ん


ああ…、お姫様抱っこ状態か?
嫌な予感的中である。
しまいには、そのコーギー飼いさんの膝の上に飛び乗り顔をペロペロ舐めまくりである。
『ひゃ~!!やめて、やめて!!』私、顔にはあまり出ない質だが内心大慌てである。「ごめんなさい!すいません!!」と、平謝り。コーギー飼いさんはニッコリ笑って「なつっこいですねぇ。

注射の方は診察台でまったり伏せてくつろいでいる間に、プスッとされて難なく終了。無反応で、注射された事に気付いていない感じであった。

注射後は1週間ほどお風呂に入れちゃいけないんだって。しまった。レモン丸洗いしてから行けばよかったよ。そんな訳でポチッとお願い。

今日集まった犬は、面白いほど全部違う犬種であった。
いつも出会うレモンの幼馴染の立派なレディの黒柴ちゃん、ミニシュナ君、ラブラドール君にジャックラッセル君、それからなにされても怒らないオーストラリアンシェパードさんにパピヨンちゃん。シーズーさんもちょっこっと短い時間ではあったが来た。これだけバラエティーに富んだ犬達が集まると、レモンも大喜びである。てか、私が大喜びである。
皆で遊んでる様を是非カメラに収めたいが、何分公共の公園なので、遊ばせる時はリードを付けたまま遊ばせる訳で、リードさばきに忙しく、カメラを構えるどころではないのである。
やっと収めた一枚はすっかり遊び終わって三々五々、皆なんとなく解散となった後である。

いっぱい遊べてレモンも大満足顔だが、いつもとあまり変わらない画像が撮れただけである。
時々思うが、この場所のわんわん大集結状態って、犬好きにはたまらん光景だが、犬が苦手な人にとってはかなり恐ろしい光景かもしれない。
それはさておき、大満足なレモンと連れ立って帰る途中、どこからかコツツツーン、コツツツツーンと音がした。
何の音かと音のする方を探すと木の上から。

どこに何がいるかお解かりになる?
これじゃさっぱり解りませんね。
ということで、ズームイン!

と、ズームインしても、かなり解りにくいのだが、多分キツツキではないかと思う。だって木をつついてるし。
いやぁ、キツツキなんて始めて見たよ。違うかもしれないけど。
それ本当にキツツキなのか?と思った方も、てかそれ以前に鳥だか何だかさっぱり解らないんですけどと思った方も、ポチッとお願い

しかし人間にも何ヶ国語も覚える人もいれば、自国の言葉さえ危うい人がいるように、犬だって200語以上覚えるのもいるだろうし、そうでないのもいるだろう。ま、だいたい平均して200語くらいという事なのだろう。
しかし、200語って言われてもピンとこない。
人間の2~3歳児くらい?でも、同じ2~3歳児でも男女で言葉を覚える早さが違うと聞くし、だいたい2~3歳児と生活した事がないので、やっぱりピンとこない。
一体全体レモンの語学力はどのくらいなのであろうか?
はっ!!そういえば、
レモン
レモちゃん
レモっ子
レモ子ちゃん
レモスケ
悪っ子
ワルイヌ
と、数々のレモンの呼び名、これを全部自分の事と解っているのだろうか?もしそれぞれを1語として認識してるのなら、200語しか覚えないのに、いらん事を教えてしまったことになるのでは?
似た語感の言葉は同じ言葉として解釈するって話もあるがその辺はどうなのだろうか?
レモンはご飯の時、「ご飯だよ。」とあまり声を掛けないので「ご飯」という言葉には反応しない。
しかし朝、私が身支度を整え終わっても、まだ寝ているレモンに、「下(居間)に行こう。」と声をかけて起こすので、この言葉には反応して起きるようになった。反応するようになる前までは、寝ぼすけレモンを抱えて階下に下りていたが、もとより抱っこされるのはあまり好きではないようなので、「自分で下りる。」と言わんばかりに、起きだすという訳である。
けれど、反応するようになったのはごく最近からである。
「ボール」「ロープ」等のすでに覚えてから随分経つ言葉の時はしないのだが、「下へ行こう。」と言うと首をかしげるのである。まるで「ん?今なんつった?」とでも言うかのようである。
普段あまり掛けない言葉を掛けると皆様のわん様も首を傾げませんか?
あれって何のつもりでやってるんでしょうね。
耳は人間よりずっと高性能だと言うから、聞こえてないわけではないと思うのだが。
そいえば、レモンはご飯の前に「マテ」で待たせて、「ヨシ」でご飯にありつけるのだが、時々「ヨシ」がよく聞き取れないことがあるらしく、そんな時は一旦ご飯の器の前まで行くものの『食べていいのかな?さっきの、「ヨシ」って言ったんだよね?』みたいな感じで器の前で躊躇して私の顔を伺い見ることがあるのである。
こんな時、一体レモンはどの程度人の言葉を理解して聞き分けているのかな?と思うのである。

今日散歩の後に足を拭こうとしたら、久しぶりにレモンにマジ咬みされてムカついた飼い主を励ましてポチッとお願い

そこには老犬を連れたとある犬飼いさんがよくやって来る。
その犬は元放浪犬で、今の飼い主さんが保護しそのまま家族として迎え入れたのだそうである。彼を迎え入れた当初は、飼い主すらマジ咬みするほどの手の付けられないくらい気の荒い性格だったのだと言う。
しかし、この飼い主さんは、見習いたいと思うほどの犬好きで、犬飼いの鏡とも言える方、けっしてこの犬の事を諦めなかった。
「咬むのにはそれなりの理由があると思ってね。そうしなければならなかった生き方を今までしてきたのだろうと思うと不憫だった。」そうである。
この気の荒い犬を理解し、受け入れ、見守る事にしたそうである。
初めてこの方とその犬に出会った時は、「この子は他の犬と仲良く遊べなくて、他の犬が近付くと咬み付くから近付けさせないでね。」「でも皆が遊んでるところは見物させてね。」と言われ、この方達はこの広場の一角でニコニコしながら犬同士が遊ぶ様を見ていたのである。ここに集まる犬飼い皆にそう言わねばならなかった当初は、辛くはなかったのであろうか。けれど、その段階を乗り越えればもういちいち説明しなくて済む事も確かである。今では時々その犬飼いさんは、他の犬を撫でたりもする。その間、他の犬が不用意に近付きさえしなければ、この老犬も穏やかに広場で遊ぶ犬と犬飼いをじっと見守っているのである。そして、他の犬達もこの老犬のあり方を解っているのか、彼にちょっかいを出しに行く者はいない。
今や私を含めこの老犬の事を知っている他の犬飼いも、やんわりと彼を受け入れ、自分の犬がうっかり老犬に近付きすぎないよう気を付けながら、老犬の飼い主さんと雑談などしたりするのである。
誰も、他の犬と遊べないような子を連れてこなけりゃいいのにとは言わないし、この老犬を必要以上に恐れる人もいない。
そこに集まる犬飼い皆が、彼の生い立ちと今現在の彼を知っているからこそであろう。
犬飼い同志の素性はほとんど知らないのに、互いの犬の事は割と知ってると言うこの不思議な場所が、私は結構気に入っているのである。

冬枯れていた芝生も緑がちらほら見えるようになってきました。もうすぐ犬飼い達も集まって来るようになるでしょう。
すべての犬に幸せをと願いつつポチッとお願い

リードの置き場所をレモンの口の届く所を定位置にし、おもちゃもいつもその辺に転がっているので、散歩前に「リード持ってきて」、「ボール持ってきて」で、自分で持ってきてもらうようにしたのである。
おやつをご褒美にすると色々覚えるくらいなら、おやつより好きなお散歩がご褒美ならすぐに覚えるだろうと思ったのである。
これを教えるのは本当に簡単だった。
既にボール遊びの中で「ボール持ってきて」の意味を解っていたので、「リード」が何を指すかとその置き場所を教えるだけで出来た。
この時、レモンは他に引っ張りっこ用の麻の「ロープ」、犬用ぬいぐるみの「イエローちゃん」と、言えばどれの事か理解していて普段からボール以外にも、イエローちゃんやロープを持ってきてもらう遊びをしていたのである。
その延長線上でこの紐は「リード」という名前だと覚えさせるのはさして難しくなかったのである。ましてやリードとボールを持って行くと、その後に待ち構えているのは散歩である。レモンもウハウハで覚えるというものである。
あとはおもちゃを自分で片付けてくれれば言う事なしなんだがなぁ。

偉いぞ!れもんちゃんと思った方も、飼い主横着だなと思った方もポチッとお願い

そうなると一番危険なのは、電気コードを齧る事である。
レモンがまだヨチヨチの幼犬だった頃、それこそ付きっきりでレモンから目を離さずにいた。付いていられない時は、勿論ゲージに入れておくより手はなかった。
この頃のレモンは目に付くものは何でも齧ったが、電気コードは早い段階で齧らなくなった。
こればっかりは齧るとシャレにならないのでビターアップルなどを吹きかける事は勿論、レモンを制止する私の声が、他の物を齧った時とは、緊張感も真剣みも格段に違うのがレモンにも伝わっていたのだと思う。
しかし災難というものは忘れた頃にやってくるものである。
居間には私と私の両親がいて、誰かしらがレモンを見ているだろうと油断した。
くつろいでテレビを見ていたら、レモンが壁際から「キャン!」と叫んで後ろにすっ飛んだのである。
何事かと見ると、そこには電気コードがあり、所々ニクロム線がむき出しになっていたのである。『こいつ!咬みやがったな!』と思うと同時に背筋に悪寒が走った。下手したら感電死である。下手しなくても口の中に火傷を負うこともある。すぐに口の中を見せてもらったが何ともないようであった。咬んだコードが玄関チャイムのものでごく弱い電流だったのが幸いしたようである。と同時にこの出来事が、これ以上ないタイミングでの強烈な天罰方式となり、以後レモンは電気コードに興味を示さなくなった。
災い転じて福と成すという結果になったから良かったものの、決して人には勧められない、電気コードを齧らなくする方法を実践した形になってしまった。
皆様は絶対に真似しないで下さいね。(しねーよ!!)

こうやって呑気に窓の外なんか覗いていられるのも、あの時大事に至らなかったからだと解っているのかね。
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昨日に引き続きまたボール執着話で恐縮であるが、他にネタがないのでまぁ聞いてやってほしいのである。

せっかくこんなに広いドッグランで自由に走れるというのに、レモンは一度ボールを見つければ、この広い広い場所のピンスポットで、これまた小さなたった一個のボールしか目に入らなくなるようである。
今日は、奇跡的にボールに執着するレモンを連続的に写真に収める事ができたので、その執着っぷりのごく一部ではあるが、お見せしようと思う。



そうやってずっとテーブルの周りを回っている気か。

“とれない

いかがであろうか。
こんな事を延々やられちゃ、長い道程をわざわざドッグランまで連れて来た甲斐がないというものである。
これはまだ自分のボールなので、レモンにボールを取られた後でもすぐに返して貰えるのだが、これが他の犬のボールであればそうはいかない。
誰にも邪魔されなさそうな場所をみつけてずーっと至福のカミカミタイムになってしまう。
どうしてこう、犬ってやつは、他の犬の物を欲しがるかね。
そんなボールフェチな犬を飼っているので、おもちゃやボールに執着しすぎる犬を連れてきた方の気持ちはよく解るつもりである。
ところが先日、レモン同様のボール執着犬が来たので、それまでレモンとボール遊びをしていたが「レモン、ちょっと休憩しよう。」と言ってボールをしまったら、そのボール執着犬の飼い主さんにものすごく恐縮されてしまった。「いえいえ、ウチのもすごくボールに執着するから。(ボール取り返すのが)大変なんですよね。」と言ってもかなりすまながっている。
ボール遊び、続けていた方が良かったのか?
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ドッグランで、他犬のボールを奪うと、ベンチの下でずーっとカミカミしていることは前に触れたが、この時他人の物であるので、私はレモンから必死になってボールを奪い返して持ち主に返すのである。なのに、なのに、私の必死の努力をきれいに無に帰すように、「レモンちゃん、ボール気に入ってくれたのねぇ


いや、そうじゃなくて…。
他人の物だからと遠慮してお返ししているという事も全くないわけじゃないが、それよりもベンチの下でずっとカミカミしていたのじゃドッグランまでわざわざ連れてきた意味がないので、無理にでもボールを奪い返してお返ししたのである。第一他犬のボールとなると返してと言ったところで、素直に返してはくれないレモンである。本当にレモンにボールをくれてやるつもりならまだいいのだが、そうでなければ貴方が『もうそろそろ帰りたいなぁ。』と思ってもボールはいつまでも戻ってこないという事になりかねないので返せるうちに返しているのである。と、角が立たずに伝えるテクニックがないので、「すいません。お返しします。」とだけ言って返す事になる。
そこら辺を察して貰えるとかなりありがたいのだが、なかなか察して貰えない。
再びレモンにボールを与えてしまう方に、「あんた!!私がどれだけ苦労してボール取り返したか見てただろ!!」と、食ってかかりたい気持ちになる。だがそこは小心者なので何も言えないわけである。
しかし私も最近ボールを無理矢理取り返すのに嫌気がさしてきたので、仏の顔も三度までと言う事で、3回までは取り返してお返しするが、それでもまだレモンにボールを与えてしまうようなら、放っておく事にしている。何度もお返ししてるのにレモンにまた与えるという事は、本当にボールを取られてもかまわないとお考えなのだろうと解釈する事にしたのである。それでレモンがボールを破壊してももう知らん。いや、最後にお返しする時にはちゃんと本気で謝りますけどね。弁償する気はさらさらありませんよということである。(←どこが本気なんだというご指摘はあえて受け付けないのである。)
そのように方針を変えた後、何度もレモンにボールを与えてしまう方に遭遇した。例によってボールに執着しすぎるレモンだが、何かの拍子に他の犬にボールを奪われ、そうなるとランではビビリなレモンとしては取り返すことが出来ずに、そのうち他の子と遊びだしてボールの事は忘れたようである。私も忘れはてていたが、気が付けばそのボール、他の犬同士の奪い合いの末原型を留めない姿で持ち主に返却された。
そんな状態になっても持ち主に返却されるものなのね。(あ、いや、けっしてプフフフ



こんな時、ボールの持ち主はどう思っているのだろうかと思うのである。自分の愛犬のために購入したボールが、愛犬はたいして遊んでいないのに再起不能な状態で手元に戻ってくるのだ。そんな事には頓着しないので、見るからに執着しすぎな犬に何度もボールを与えてしまうのだろうか?
少しでも『ああ、壊されてしまった…。

本当の所はどう思っていらっしゃるのか、知りたいところである。

執着しすぎる犬に悩まされた事のある方もない方もポチッとお願い

しかしすんなり抱っこされる時がある。それは散歩の後である。
雪が積もったその日から春先に掛けて、雪を溶かすためだったり泥を洗い流すためだったり、とにかくほぼ毎日散歩の後は必ずお風呂場に直行していると、レモンもお散歩の後はどんなに逃げ回っても抱きかかえられてお風呂場に連れて行かれるものなのだと、諦めたようである。
犬も逃れられないと解ると諦めるものらしい。
散歩後玄関でレモンのお腹の下に手を入れると、この時ばかりは自ら軽く勢いをつけて、私の腕の中に素直に入ってくるようになったのである。
いつもそうしていれば可愛いのに。
いや、やっぱ、諦めきったような表情が可愛くない。
なにさ!そんなに私とのスキンシップが嫌なわけ!?

触ってほしくないところを必ず触られ、しょっちゅう飼い主に安眠妨害されているレモンを同情してポチッとお願い

そもそも何故「アゴ」を教えたかといえば、犬が自分の傍でくつろいだりした時に膝などにアゴを乗せてくる仕草が可愛く、これを好きな時に繰り出させる手はないかと思ったからである。

レモンにしてみればちょっと迷惑な話である。
そんなレモンの迷惑を顧みず教えたわけである。
教え込むのはレモンの場合、「オテ」よりも簡単であった。
「アゴ!」と言いながら、自分の手の平をレモンのアゴに自ら当てるだけである。平行してレモンが膝などにアゴを乗せてきた瞬間に「アゴ!」と言うのも忘れなかった。で、2~3日で覚えたように思う。
ただ誤算があった。
オスワリの体勢で首を伸ばしてアゴを手の平に乗せてきてほしかったのだが、何故か「アゴ!」とコマンドをかけるとオスワリしていても、伏せてあごを乗せるのである。手の位置を高めにしてみると私の膝にアゴを乗せてくる。
あらら(ガクッ)、である。
まぁ、元々膝にアゴを乗せる姿が可愛かったというのが教えるきっかけであるから、ある意味この体勢が正しいのだが。という訳で、ちょっとガクッとしたもののこれで良しとなったわけである。
皆様はウチの犬特有かもという芸を何か教えたことありますか?
今日も雪が降り今度こそ散歩お休みになってふて寝しているレモンを励ましてポチッとお願い


しかし時々私の虫の居所が悪い時などは、それらの本来賛辞である言葉が耳に入ってきた途端、額にこの→

虫の居所の悪い時とはどんな時かと言えば、あれやらこれやら色々な方法で脚側歩行を教えても、ちっとも進展がなくて、もう疲れちったい!ケッーだ!!やめやめ!!と、ちょっとヤケクソ気味になっている時や、家を出る前にひとしきりレモンとケンカをしてきた時である。
そんな時は、『かわいい!?そりゃ貴方はハイパーテンション体力魔人の世話をしなくてもいいからそんな事言っていられるんじゃ!!』なんて思ってしまうのである。また、「かわいい」等の言葉が聞こえてくると、元々ないレモンの落ち着きがさらになくなるのが腹立たしかったりする。本当は『ええい!!言うな、言うな!!興奮したレモンを誰が制御しなけりゃならないと思っているのだ!!』等と思っているのに、顔は“褒めて下さってどうもありがとう”な顔を作ってニッコリしたりする私。
私ってひねくれているんだろうか?
こうやってイライラしたりピリピリしたりしながらお散歩すると、余計疲れるので、こういう時は人通りの全然ない道にそれたり、土手を下りて川岸でインターバルをとる。深呼吸して暫らくぼんやりしてから仕切りなおしである。
皆様は「かわいい!」とお声を掛けられたら、いつも素直に嬉しいと思うのでしょうか?
たまには私のように「ええい!黙れい!!」と思う事もありますか?

ムッ!なんか腹たつ…
外面の良すぎる愛犬にムッときたことのある方もない方もポチッとお願い

だいたいこの辺だろうというあたりは人通りも、車通りも多い場所である。
すごく近いところに住んでいながら知らなかったのだが、そこは居酒屋激戦区なのだとテレビで言っていた。そんな地域のどこに目指すペットショップはあるのだろうか。
人通りのある所をレモン連れで歩いていると、思い知る。
脚側歩行のできない犬と歩くと本当に疲れる。
暫らくウロウロと歩き回ったが、どこにお店があるのかさっぱり解らず、いたずらに疲れるだけなので、歩くだけならよく歩いたしで、何の収穫もなく帰ることに。
その時である。
レモンがキャン!と甲高い声で鳴いた。私は何かを踏んだ感触があったのでレモンの足を踏んでしまったものと思い、「ごめん、ごめん。」と言いながら自分の足元を見た。
抜け落ちた長い毛が束で私の靴に踏まれていた。
ええ!?こんな長い毛、レモンの足には生えていないぞ!!すると私はいったいどこを踏んだのであろうか。レモンをじっと見つめる。私が踏んでいる長い毛と同じくらいの長さの毛が生えている場所は……じーっと見る。
どうやら私、尻尾を踏んでしまったらしい。
ごめんよ、レモン。
でもあんたが私の前をチョロチョロしているのもいけないぞ。ちゃんと横に付いて歩いていれば踏まれずに済んだんだぞ。
解ってんの!?レモン!!
言ってるそばからもうよそ見をしている。
ああ、脚側歩行の神様(←?)レモンに降臨してください。

尻尾を踏まれた上に逆ギレされて不満気なレモンである。
まさに踏んだり蹴ったりなレモンを応援してポチッとお願い

もう4月だと言うのに、ここ札幌は今日は朝から雪が降っている。
道路の雪もほぼ全て溶けて、日に日に桜の枝先も桃色がかり春の訪れを感じるなと昨日思っていたばかりなのに、今日朝起きてみれば、道路には雪が積もっていたのである。
真冬の雪とは違い、湿気を含んだ雪なので道路はグシャグシャである。
こんな日は散歩が憂鬱である。
ただでさえ散歩嫌いな犬飼いなのに…、と溜息の一つも出てしまう。
だがレモンは全天候型である。
強風だろうが、大雨だろうが、猛吹雪であろうが、散歩が楽しいようである。雷が鳴っていても今までのところ怖がっていた気配はない。
繊細な犬であれば、足が濡れるのを嫌う犬もいるようであるのに、レモンはどこが濡れようがてんで平気、水溜りにもバシャバシャ入っていったりする。先代の犬は特に繊細なわけでもなかったが、水溜りはよけていた。そんな具合に比較するとやっぱりレモンは雑な性格をしているように思うのである。
それはそうと、今日の散歩はどうしようかなと思う。
今日はサボりの日にしようかな…。
よし、久しぶりに今日は散歩なしなし!やめやめ!といった感じである。
ブログを始めたおかげで、犬の散歩嫌いな私も写真を撮るという理由が出来て、前より気持ち的に散歩に出やすくなったものの、外で撮った写真がどれも雪景色というのも、文字通り色も花もなくてあきあきである。

おまけに中途半端に雪が溶けている地面は汚いのである。

早く↑の画像のようなバックの写真を撮りたいものだが、緑萌えたつ季節になるまでまだもう少し時間のかかりそうな北国の春先である。
レモンが恨めしそうな顔をするので結局散歩に行った意志の弱い飼い主を励ましてポチッとお願い

何故なのか私なりに分析すると、お客様とか初対面の人が好きなことに加え、手の大きさが関係しているのではないかと思う。
興奮しすぎたレモンをなだめる為に、時と場合によっては抱きかかえるのだが、それでフッと大人しくなる事がある。多分、体全体を包み込まれてるようで落ち着くのではないかと思われる。
「あなたに包まれてる感じが好き

同様に殿方の大きな手で撫でられると、お腹全体を包まれている感じがして、落ち着いたりウットリしてしまうのではないだろうか。
この仮説が正しいとすれば、手の小さめな私なんぞは、「あんたじゃ物足りないのよね。」と思われてる事になる。
しかしそれなら、私が抱き上げようとした時に素直に抱っこされればいいのに、それもさせないということはこの仮説は間違っているかもしれない。
本当のところはどうなのか、一度じっくり聞いてみたいものである。

実はお姫様抱っこにちょこっと憬れている飼い主を、ポチッとやって夢心地にさせてプリーズ
