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2006年02月21日

2006年02月21日 に関する記事です。
実はレモン、齢1歳半にして2度の手術を経験している。
2度目は多くの犬が経験している避妊手術なのだが、その前にすでに1回手術しているのだ。

レモンが生後2ヶ月のある朝、後ろ姿をふと見ると、お尻から何やら赤い風船状の物が出ている。やけに肉々しい。
と思ったが、友人の犬のお尻から同じものが出ているのを見たことがある。しかしそれは、あっという間に引っ込んで『見間違いかな?』と思った程である。
だがその時目の前でレモンの尻から出ている物体は引っ込む気配がない。
レモンをキャリーバックに詰め込み病院へ急いだ。

診断名 脱腸

きゃー!!女の子なのに恥ずかしい
と、レモンが思ったかどうかは定かではないが、先生によると、お尻の筋肉がまだ発達しきっていない子犬にはよく起こる事なのだそうだ。こういう時は、慌てず騒がず冷静に、清潔な指()で肛門に押し戻すと治ることがあるそうだ。先生はそう説明しながら目の前で押し戻して見せてくれ、一旦家に帰って様子を見てまだ出てくるようなら電話してと言われて、治療終了。
病院ではそのまま出てこなかったが、家に帰りバックから出した時点で、既に朝見た時より更に大きな風船が!!
念のため病院の帰りに買っておいた薄手の使い捨てゴム手袋をして、指で押し戻すが、押し戻して肛門を暫らく指で押さえていても放すとすぐに風船が出てきてしまう。
レモンの息遣いもフーフーと苦しそう。
すぐさま病院に電話をして、状況を説明すると「すぐ連れて来て下さい」との返事。
『病院に到着する前にこれ以上ひどくなりませんように~』そう祈りながら病院へ。
そのまま緊急入院、翌日手術となった訳です。

その後は順調に回復し、5日後に退院。
なにぶん散歩デビュー前のワクチンプログラムをやってる最中の出来事だったので、この2週間後には今度はワクチン注射で病院へ行った訳だが、病院スタッフの皆様が何らかの形でレモンの世話をして下さったのらしく、診察台を横切るスタッフの方がことごとく、「もうお尻大丈夫~?」とレモンの尻尾をペロリとめくってお尻を見ていくというオプション付き。
腹巻レモン

そんな目に遭ったのでもう病院嫌いになるかと心配したが、前にも書いた通りその心配は取り越し苦労で、レモンにとって病院はいやな場所ではないようだ。

もう二度とお尻から風船は出さないで欲しいと思う。



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