家に人が来たとなるとものすごい熱烈歓迎ぶりである。そのくせ“うれション”は、過去に1度だけしてしまったことがあるものの、いまのところその1回こっきりである。おかげで犬好きの人には大変かわいがられるのだが、過ぎたるは及ばざるが如し。ちょっとばかり、いや、大分はしゃぎすぎるので、人間同士は落ち着いて話もできゃしない。片時も動きを止めず、跳びつくは、舐め回すは、後ろ足で立ち上がって二本足で跳ね回るは、耳はペッタリ倒してシッポはちぎれんばかりに振り大興奮。この状態でうれションしないのが不思議なくらい。そんな訳で敢え無く退場。ゲージに入ってなさいの刑。もう少し穏やかに嬉しさを表現してくれれば、いつまでも大好きなお客様の傍に居られるのに…。自業自得とはいえ不憫な奴。


レモンによく似たウェスティちゃんに会った時、その子もやっぱりお客様大好き!大興奮!!な性格だと言う。ケアンの血筋は皆こうなのか?(ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、ウェスティは元々、白毛のケアンテリアを基本に品種改良していったという歴史があるのです。)
「じゃ、病院でも楽でしょう?」と聞いてみたところ、そこはやっぱり怖がるのだそうだ。
レモン、どんだけ人好きなんじゃ。
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