犬つながり

犬つながり に関する記事です。
私には読みたいけれど、読めない本と、買って手元に置いておきたいけれど買えない本がある。
まず買えない本はこれ。

ダメ犬グー―11年+108日の物語ダメ犬グー―11年+108日の物語
(2002/11)
ごとう やすゆき

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絵も内容もとても愛おしくなるような本なのだが、今度こそ私の手元に!と思って本屋で手に取るのだが、よせばいいのに毎回中身をその場で読んでしまうのである。
そして毎回その場で号泣しそうになって慌てて本を置いてそそくさとその場を離れてしまうのである。
いつまでたっても買えない本となってしまっている。
でも中身はもの凄くちゃんと知ってるの。何度も読んでいるからね。
もしもお友達に「何かいい犬本ない?」って聞かれたら、迷わずオススメする犬本のうちの1冊である。

そして去年、大好きなイラストレーター、と言うより画家と言った方がいいのだろうか。牧野千穂さんのHPを見ていて、凄く惹かれた表紙の本。

走ろうぜ、マージ走ろうぜ、マージ
(2006/06)
馳 星周

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勿論表紙絵は牧野千穂さんである。
表紙に一目惚れして去年暮れに、本屋さんで探してみたけれど見つからず、家に帰ってきてからどんな本なのか、ブックレビューなどで確認してみると、これがまた去年亡くなったあの子を彷彿とさせる内容であることが判明。
この本を読まずとも、私は知っている。
あの子をいかにより良く生かし、そして旅立たせるか、たくさん悩んで決断し、介護や病院通いに頑張っていた家族のことを。あの子がどんなに素敵な子で、どんなに愛されていたか。
その様子はこちらこちらを遡って見て頂くと分かる。
あの子だけではなく、愛されて旅立って逝ったわんこの家族は皆、同じ様な思いをするのだろうが、この本のわんこはあの子と犬種が同じで病名も確か同じであったように思う。
それ故あの子の事を思い出さずにはいられなくなる。
覚悟はしていても別れが辛くならない訳はなく、ブログでしか知らない間柄であっても、その時の切なさや寂しさ、胸の張り裂けそうな思いはひしひしと伝わってきたし、直接会ったことのないわんこでも、あの子はもういないのだと思うと私自身今でも胸が詰まる。
それを、犬もその家族も住んでいる場所も違えど、あの子の時と同じ様に愛する家族をより良く生かし逝かせるかを今度はプロの筆致で辿っていくのかと思うと、凄く興味のある本ではあるが読めないのである。

私もいずれまた、レモンと切ない別れをするだろうけれど、昨年暮れから現在に至るまで、実物のこの本を見つけられなかったのは、今はまだその時のために読んでおくべき本という訳でもないからだろうか。






読んだことのない本と絶対自分で買えそうにない本の紹介をするって言うのも変だけど、でも両方とも凄くいい本よ!絶対に!ポチッとお願い。
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ちょいとあちこちブログ巡りをしていて、こんなの見つけちゃいました。

転載OKとなっていました。

※クリックで拡大できます。

ちょっと興味があります。
今度の日曜日かぁ。行けるかなぁ。行ってみたいなぁ。

札幌在住の方で興味のある方は、お出掛けになってみてはいかがでしょう。
行けたら後日、レポしようと思います。







私も行くつもりですが、もし万が一行けなくても他の方が行ってれば、きっとレポしてくれるはず!他力本願な管理人にポチッとお願い。
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千葉ムツゴロウ小国」の去年今年のペット博の記事を読んで、もの凄ーく羨ましかった私は、札幌でも開催されている「ペット・わん博(ぱく)」というのに行ってみたのである。ゆっくり見物したかったのでレモンはお留守番である。

首都圏、幕張で開催されているペット博はプラプラ歩いているだけでどっさりサンプルがもらえて、犬飼いに嬉しい素敵な便利グッズやわんこの体にいいおやつなどの掘り出し物と遭遇できる、というのが私の描いているペット博のイメージである。
主催は違えどきっと札幌のペット博だってそんな感じに違いない。そう思っていたのである。

はっきり言おう。期待は大きく外れであった。
目新しい素敵なグッズにもよさげなおやつにも遭遇しなかったしサンプルの一つも貰えなかったのである。でも全てがダメと言う訳ではない。
以前から買おうかどうしようか迷っていたレモンのベッドが、ペット博値段でお安く販売されていたのである。うん。この価格なら例えレモンがちっともベッドを使ってくれなくても、まぁいいやと思える値段だと思ったので、ついにレモンベッド購入である。
今振り向くと、レモンは私の布団の真ん中で寝ているが、数分前まではちゃんと買ってきたベッドで寝ていたのである。
「ほーら、レモンのベッドだよ〜。」と見せた時もちゃんと自分の寝床と認識はしていたようである。

何でそんなに端っこで寝るんだ?

あと、伸縮リードが少し毛羽立ってきていたので、今年のレモンのお誕生日プレゼントは伸縮リードの買い替えだなと思っていたのだが、そのお目当てのリードがこれまたペット博値段でべらぼうに安かったのである。勿論買いである。

そして何と言っても最大の収穫は、ソニアさんに遭遇した事である。
催し物をぼんやり見ていると、私の斜め後ろにいたカポーが、「あ、あの子、あれじゃない!?白くなっちゃった子。そうだ!ソニアだ!」と話していたのである。
な、な、な、何ですと!?
振り向くとそこには確かに見覚えのある子が。
動物関連の番組は見逃さないという方はご存知かと思うのだが、ソニアさんというのは、最愛のご主人を亡くしてしまってからどんどん白くなって真っ白になってしまった黒ラブさんである。本にもなっているのである。

SONIA-白くなった黒ラブ・ソニア- SONIA-白くなった黒ラブ・ソニア-
ジュリアン出版 (2006/02/03)
ジュリアン出版

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こんな所であのソニアさんに遭遇するなんて!
すかさず飼い主さんに「写真撮らせてもらっていいですか?」とお尋ねすると快く承諾してくださったのである。

こっち向いて〜
私得意の向こう向きガクッ…
私が写真を撮らせてもらっていると、我も我もと周りにいた皆さんも携帯で写真を撮り始めた。私は勿論デジカメ
ブロガーであればこそカメラを持ち歩いていた私。ブロガーで良かった。
あ〜、惜しい!

ソニアさんは少し黒い毛が生えはじめてきたのだそうである。飼い主さんがそう仰るとおり、ソニアさんの頭のてっぺんにはブチの様な黒い毛があった。
ソニアさ〜ん!!

こうなると、自分の写真テクのなさが悔やまれる。
やった!正面!!
やっと正面のお顔が撮れたと思ったら、こんなにブレブレ。

キレイに撮れたと思ったら…
やっとピントがあったと思ったらまた後ろ向き…。

ソニアさんと飼い主さんはまったくのプライベートで私と同じく、ただのお客さんとして来ていたのに、皆に声をかけられて飼い主さんも大変だったであろう。でも嫌な顔一つせずみんなの質問に答えていたり写真を撮らせてくれたりして、とっても有難く嬉しい事であったのである。
飼い主さん、ソニアさん、有難うございました。






ブログに写真載せちゃってもいいか聞く前に人ごみに流されちゃったの。こういうのも肖像権の侵害とかになるのかしら?ポチッとお願い。
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ペット博の写真は結局ソニアさんの写真だけなの。なにやっとるのじゃ、私。ポチッとお願い。


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以前、雪融けの頃の札幌の公園はマナーの悪い犬飼いの放置したブツが一斉に顔を出し、非常に汚いと書いた。(詳しくはここ。)その汚らしい光景を見るたび、ちょっと夢想する事がある。

この世のどこかの過疎地対策に、犬との暮らしに対する意識の高い、勿論当然マナーの良い犬飼いのみが転居許可される“犬町”なんてのがあったら、私絶対そこへ引っ越したいなぁと思うのである。
あまりに夢見がちだろうか。
でももしもそんな所があったら、獣医さんだってそこには絶対需要があるから、『犬なら任せとけ』な獣医さんがおのずとやってくるだろうし、基本犬飼いのみが住む事を許される町(村か?)なので、カフェはどこも犬同伴が普通、公園なんかも基本的にドッグラン使用なはずである。当然の事ながら犬飼いに嫌味を言うような人もいないのである。だって全員犬飼いだから。

なぁーんてね。
子供も大人もたくさんの人がやって来る公園に、平気でブツを放置する神経がまったく分からなくて放置糞を見るとうんざりしてつい現実逃避的に、“マナーの良い犬飼いばかり集まる町”を空想してしまうのである。

ま、そんな町は現実にはないのだが、やっぱり現実にはない「犬の国」というのがあるのは皆様ご存知?
絵本にもなっているようなので、知っている方もいるかもしれない。
そこのステキなところは登場しているわんこさん達が皆、かつて実在していた、もしくは今も尚実在しているわんこさん達なのである。どんなわんこさんでもその「犬の国」へ入国は可能なようだが、入国料が結構思い切ったお値段なのである。
う〜む。レモンよ、お前をあの犬の国へ住まわせてはやれないよ。ていうか、あんな国があったら私が住みたい。

仕方がないので、レモンには私のオリジナルな心の中の貧乏女王様の国に永久居住許可証を出している。

あわ、痛い奴だな。

…感じ悪い。






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あなたの犬は幸せですか あなたの犬は幸せですか
C. ミラン、メリッサ・J・ペルティエ 他 (2006/11/30)
講談社

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この本を読んだのでございます。

この本を読んだおかげで、お散歩の時の意識が変わったのである。
自分を自らもバリバリ動いて部下を上手くさばく敏腕上司だとか、愛よりも国政の方が優先よと賢く国を切り盛りする自信に満ちた女王様をイメージして、そういう人物になったつもりでレモンと接してみているのである。

何故そんな事をしているのかと言うと、本を読めば分かるのだが、本書の中に繰り返し出てくる“穏やかで毅然としたエネルギー”を放出させているリーダーに犬は従いたいと思っているのだとか。
で、悲しい気持ちの時とかに愛犬が敏感にその気持ちに気付いて慰めてくれる事があるように、普段リーダーとして相応しい空気を纏っていないと愛犬は、この人には安心してついて行けないと精神的に不安定になってしまうのだとか。それが問題行動へと発展していくのだそうで、ウチの場合はどうだろうかと思ったのである。深刻な問題行動は起こしてはいないが、時々我儘な時もあるし本を読んでいて反省すべき所がいくつかある事に気付いたので、さしあたってレモンに接する時に自信に満ちた女王様の気持ちで接してみる事にしたのである。

具体的な人物像を思い浮かべた方が、女王様の気持ちになりやすかったので、本を読んでいるときから頭をかすめていた神田○のをイメージしてみたのである。
以前母が、神田う○は犬の躾が上手いらしいとどこで仕入れてきた情報なのかそんな事を言っていたのと、女王様のキャラクターが重なったので、なりきり神田○のな女王様イメージでお散歩である。

まだまだ新米女王様なので、そう上手くは行かないが、成る程意識を変えただけでいつもよりレモンの引張りがひどくないし、いつもよりは言うこともよく聞く。
しかも、私が女王様ならレモンは従者なのでその従者が私よりも前に出て私を引っ張るなんて無礼者!と思えるのでその瞬間に自然にリードを強く引き戻すという反応が出来た。
犬の引っ張り癖についてどう矯正するか色々な本に書いてあるが、そう書いてあったから強く引き戻すという事ではきっと引っ張ることに対する反応としては遅かったのかもしれない。
「あなたの犬は幸せですか」という本は問題行動の矯正のテクニックについて書かれた物ではなく、それ以前の犬と付き合う上でどういう心持ちで付き合えばいいのかという、土台になるスピリチュアルな部分を明確に書き表した本ではないかと思う。

レモンの女王様をやってみて、犬の群れのリーダーとなる犬が早死にしてしまう理由が分かった気がした。
威厳のある女王様でい続けることって大変なんだね。

新米女王様







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その本、自分も読んだ!という方も、ポチッとお願い。

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最近見つけた「わんにゃん公園」というサイト、私はここに登録はしていないのだけれど「遊びの広場」というコンテンツの、ここに登録されている皆様の愛犬愛猫のジグソーパズルがなかなかやりがいがあってちょいちょい覗いては挑戦しているのである。
ブログパーツもあったりして登録してもしなくても楽しめるので、皆様も一度覗いてみてはいかが。

そしてまたもや気になる犬映画を発見してしまった。
ボンボン
↑これなのだがキャッチコピーが「世界一ツイてないおじさんがある日、幸せを呼ぶ犬ボンボンと出会った」
このコピーだけで、ああもう、気になる、気になる。
これまた全国4箇所でしか上映予定が今のところないようである。その4箇所のうちの一箇所が札幌。今度は見られそうである。近日公開で日にちははっきり決まってないけどね。
他の3箇所は東京・愛知・兵庫。
興味を持たれた方はチェックを入れてみてはいかが。

もひとつ。
どうやら千葉・埼玉・三重あたりで放送されていたのらしいドラマ、「イヌゴエ」。

しゃべる犬と、不器用な青年の不思議な友情を描くハートウォーミングコメディドラマ(TVドラマ イヌゴエ HPより抜粋)

なのらしい。
とっくに放送は終了して、映画化もしていたらしいのだが、それも去年の事。でも4月末頃DVD発売とレンタル開始になるらしい。
見てみた〜い。札幌でもレンタルされるだろうか?

以上、今日は気になるわんこ関係の色々でした。






犬が主人公じゃなくても、主要なキャラクターのうちの1匹というだけでもその映画が見たくなる管理人に、ポチッとお願い。
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以前からネコ娘さんの所で紹介されているこれ↓。

これは何かと言うと、「でかちゅあだっくす」というHPで企画されている、簡単に言うと同名わんこ探しである。
ずっと気になっていたのだが、登録しそびれていたのである。
だが、ふと覗きに行ってみると、「レモンちゃん」はポツーンとたったの1匹。何故だかこれはいかんと思いようやく登録したのは2月の頭の事である。なので、今見に行くとウチのレモンももう登録されているのである。

ついでにいつも遊びに来て下さる皆様のわんこの名前や、ご近所の散歩友達のわんこの名前を見てみると、あらあの子の名前は他にもありそうなのに1匹も登録されてないわとか、あの子の名前は変わってるから1匹もいないだろうと思ったらあら以外!他にもいるのね、などとなかなか楽しめるのである。
現在もう少しで700匹という数のわんこの名前が集まっているようだが、それだけの数がいて一番多い名前の子が十数匹程度なのだから、皆様愛犬のお名前をつける時頭をひねって独創的なお名前を考えてあげているのだなぁ。
ところでちょっと意外な事に「ポチ」という名前の子が1匹もいなかった。
今、狙い目かもしれない。「ポチ」。(←何のだ?)
と言う訳で、皆様も覗きに行って見ると楽しめるのではないかと思うのでご紹介してみた次第。






で、こちらも狙い目なのでポチッとお願い。
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適当にカメラのシャッターを切っていたら、
飛ぶ瞬間
躍動的な写真が撮れていた。

そうかと思うと
こけっ☆
こけた瞬間も撮れていた。

と、そんな事はどうでもよくて今私、モーレツに観たい映画があるのである。その名も「狩人と犬,最後の旅
なぁんか惹かれるタイトルなんである。でも公式HPを見ると北海道では上映しないみたい。号泣あんまりでねぇかぁ!あんまりだぁ

もう一つ。
何でもアートの世界じゃ「ドッグアート」というジャンルが確立されつつあるようで、「ドッグアート・エクス」というのが開催されるそうな。HPを見る限り小さな規模のもののようで、世田谷限定。あうー号泣






お近くで興味のある方は行ってみてどうだったか教えて!
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ねいね様:途中で止めてもいいんですよ。 ナルトママ様 かえる様 ヒゲ丸様 いくりん様他 拍手を送ってくださった皆様、ありがとうございます♪
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これは前回の話の続きになります。
前の話しを読んでいない方はここからどうぞ。


当時から既に多頭飼いに憬れていた私は、大人しくて奥ゆかしかった滑り台のわんこがそのままなし崩しにウチの子になればいいなぁと思いながら、その日は気もそぞろに下校時間を待っていたと記憶している。
やっと授業が終わり、あのわんこに会いたくて飛ぶように帰宅したのである。
ところが家に帰ってみるとあのわんこがいない。

当時私の両親は共働きであった。
私達が学校へ出かけた後暫らくして、母は滑り台わんこが大人しくて悪戯などをしそうになかったので、そのまま玄関に入れたままにして出勤しようと思ったのだそうである。ところがいざ出勤のために玄関の戸を開けるとその犬はスイッと外へ出て行ってしまったのだそうである。
戸締りをしている間にいなくなってしまい、母につられて玄関を出た感じでもなかったし、とりあえずお尻と尻尾はその時にはもう乾いていたのだし、あの子にはきっと帰る場所があったのだろうとそう母は思い、特に探す事もなくそのまま出勤したのだと説明された私はガッカリである。
すごく気立ての良い賢そうなその子と遊ぶのを楽しみにしていたのに、そんなにあっさり出て行ったという事は、やっぱりどこかの飼い犬だったのだろうか。

ところが数日して、夕ご飯をあげに先代犬の所へ行くと、ウチの犬のではない足跡が、外から先代犬の所まで付いている事に気が付いた。
他所のわんこが傍まで来てるのに先代犬が吠えもしないなんて、きっとあの滑り台わんこに違いない。
あの子は夜になると家に来ているのだろうか。先代犬と仲良しになったんだろうか。
それから一週間近くあのわんこが通ってきているらしい足跡は見られるものの、あのわんこには会えなかったのである。

それでも私は焦らず待つ事にしたのである。
毎日通って来るのであればそのうち会えるだろう。もしかしたら時々先代犬のご飯も分けてもらってるんじゃなかろうか。こんなに毎日来るのなら、信じがたいことだが、きっとあの子に飼い主はいないのだろう。
そんな風に考えて、毎日家へ通ってくるという既成事実の元、なし崩しにあの子をウチで引き取るという展開を夢見ていたのである。

そんなある日、何でかはもう忘れたが、先代犬に夕ご飯をあげるのが遅くなり、もうとっぷりと暗い中ご飯をあげに行った時の事、背後で何かの気配がしたのである。が、後ろを振り返っても門柱の陰になっていて何が、あるいは誰がいるのかよく見えない。
玄関先という場所柄、滅多な事は起こる筈もないのに、さすが子供。怖いという感情が先にたってしまい、「こらーっ!誰だー!!」と怒鳴りつけてしまったのである。
門柱の陰にいたものは、その声に驚いてぱっと身を翻し走っていってしまったのである。

そう。察しのいい皆様ならば感付いていると思うが、そのものこそ滑り台犬だったのである。
門柱の陰から出て街灯のあたる明るい所を素早く横切っていった後ろ姿は、間違いなくあの子だった。
つまり、私はあの子を怒鳴りつけて追い返してしまったのである。
ああ、何てこと!違うの違うの!君に怒ったわけじゃないのよ〜と、言った所で時既に遅し。

あの子は本当に賢い子だったようで、怒鳴られた事にショックを受けたのか、自分の訪問は望まれていないと思ったのか、その後二度と家には来てくれなくなったのでした。ガクッ…

大開脚で何言ってんのよ!

感動的な結末を期待していた方、こんな結末ですんません。








その後、あの子の事がずっと気掛かりで、今でも雪に埋もれた滑り台を見るとあの子の事を思い出す管理人に、ポチッとお願い。
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モデル梅子ちゃん
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冬になると思い出す事がある。

私の家の隣は児童公園なのだが、雪国では冬になると公園は近隣の家々の雪捨て場となるので、ただ雪が降り積もるだけではなく近所中の雪の集まる場所となる。
なので遊具などは雪にすっぽり埋まってしまうのである。
滑り台なんかは、滑り口が見えるくらいになるのである。
今年は雪が少ないので、滑り台も半分ほどしか埋まっていないが、雪の多い年にはすっかり埋まってしまったりするのである。

さて、私がまだ小学生の頃、レモンなんかまだ影も形もなくウチには先代犬がいた頃の事である。
思えばこの頃も犬のお世話係は私であった。が、犬飼いとしての知識も乏しく先代犬は外飼いであった。
この頃の私は犬の散歩は朝夕していたのだが、朝の散歩のために外へ出ると、隣の児童公園の滑り台のてっぺんに、見知らぬわんこが座っていたのである。
先代犬が騒がないなんて、珍しいと思いつつ、子供だった私は何がきっかけで互いにバトルモードになるか分からないので、その犬と目を合わせないようにして散歩へ出かけたのである。

学校へ行く前の3、40分のお散歩であるが、その間に滑り台のわんこはどこかへ行くだろうと思っていたのだ。
しかし帰ってみると、まだ同じ場所に同じ姿勢でそのわんこはいたのである。
まだいる事に驚いたが、何だか様子がおかしい。コマンドを掛けられたわけでもない犬が、何十分も同じ姿勢でいるものだろうか。
そう思った私は恐る恐る近付いて様子を見に行ったのである。

こんな感じで座っていた

すると、驚いた事にそのわんこは、滑り台の上で尻尾からお尻にかけてが凍ってくっ付いて動けなくなっていたのである。
こりゃ大変と慌てて母を呼びに行き、やかんに火傷をしない程度のお湯を入れて犬のお尻の方へ掛け、母と一緒に救出したのである。
その間この犬は吠えるでもなく、噛み付くでもなく黙って静かにしていたのである。

一体この子はどこから来たのか。当時まだリードを放して犬だけを勝手に散歩に行かせる人もけっこういたので、もしかしたら飼い犬という事も考えられる。こんなに大人しいイイ子ちゃんが捨て犬とは思えなかった。ましてや生まれついての野良なんて事があるだろうか。そのどれでもないとしたら迷子なのか?

とにかく尻尾とお尻が乾かない事には、そのまま外にいたらまた凍ってしまう。この犬をとりあえず自宅の玄関に入れたのである。乾くまでの暫しの間保護という事になった。その後の事は母に任せて、残念ながら時間が来たので私は学校に出かけたのであった。

長くなるので次回へつづく。

はい、おやすみ〜







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